久保は途中出場、レアル・ソシエダはPAOKに2−0で勝利
【©︎RealSociedad】
オスカルソンのドブレテがラ・レアルを勝利に導く
ヨーロッパリーグ(以下、EL)グループステージ最終戦、ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)はホームに昨季ギリシャスーパーリーグ王者PAOKを迎えた。新方式のEL、36チーム中上位8チームがベスト16へ、9~24位の16チームが残りの8枠をかけてプレイオフへと進む。9~16位のチームはプレイオフ第2戦をホームで戦うことができる。試合開始時17位、18位のPAOKとラ・レアルが上位でのプレイオフ進出をかけて相見えた。
試合前にはスタジアムの一角を黒く埋め尽くした2千人のPAOKサポーターがスタジアムが揺れるほどの応援でプレッシャーをかける中、キックオフの時を迎えた。イマノル監督は日曜日の試合から8選手を入れ替えこの試合に臨み、バレネチェア、オスカルソン、ベッカーの3トップを選択し、久保はベンチスタートとなった。名将ミルチェア・ルチェスク氏を実父に持つラズヴァン・ルチェスク監督は中盤をコンパクトに絞りラ・レアルに攻撃のスペースを与えない布陣を敷いた。
序盤はPAOKのペース、4分にはマディ・カマラが裏へ抜け出し、この日先発となったGKマレロと1対1に。これを冷静に右足一本でストップしたマレロはこぼれ球もしっかり処理しチームを後方から盛り上げる。その後はCBアリツ・エルストンドがラインコントロールし、PAOKの攻撃に対処する。一方、攻撃面ではサイドからの単発の攻撃を強いられ決定的な場面を作ることができない。PAOKにカウンターも許しながらも、最終ラインがしっかりと対応し均衡を保つ。
このままスコアレスで前半を終えるかと思われた43分、ベッカーのクロスからオスカルソンが先制点を決める。9月末のバレンシア戦でのドブレテ以来無得点に苦しんでいた9番がレアレ・アレナを沸かす。さらに直後のプレーでもGKからボールを奪い追加点を決めたが、直前のプレーでタッチラインを割っていたとして得点は認められなかった。最小得点さながら大きなアドバンテージを得てラ・レアル選手達がロッカールームへと引き上げる。
試合前にはスタジアムの一角を黒く埋め尽くした2千人のPAOKサポーターがスタジアムが揺れるほどの応援でプレッシャーをかける中、キックオフの時を迎えた。イマノル監督は日曜日の試合から8選手を入れ替えこの試合に臨み、バレネチェア、オスカルソン、ベッカーの3トップを選択し、久保はベンチスタートとなった。名将ミルチェア・ルチェスク氏を実父に持つラズヴァン・ルチェスク監督は中盤をコンパクトに絞りラ・レアルに攻撃のスペースを与えない布陣を敷いた。
序盤はPAOKのペース、4分にはマディ・カマラが裏へ抜け出し、この日先発となったGKマレロと1対1に。これを冷静に右足一本でストップしたマレロはこぼれ球もしっかり処理しチームを後方から盛り上げる。その後はCBアリツ・エルストンドがラインコントロールし、PAOKの攻撃に対処する。一方、攻撃面ではサイドからの単発の攻撃を強いられ決定的な場面を作ることができない。PAOKにカウンターも許しながらも、最終ラインがしっかりと対応し均衡を保つ。
このままスコアレスで前半を終えるかと思われた43分、ベッカーのクロスからオスカルソンが先制点を決める。9月末のバレンシア戦でのドブレテ以来無得点に苦しんでいた9番がレアレ・アレナを沸かす。さらに直後のプレーでもGKからボールを奪い追加点を決めたが、直前のプレーでタッチラインを割っていたとして得点は認められなかった。最小得点さながら大きなアドバンテージを得てラ・レアル選手達がロッカールームへと引き上げる。
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後半開始から右SBオドリオソラに代わりCBジョン・マルティンがピッチへ入り、アリツは右SBへ。48分にこの交代が奏功。中央の密集地帯でブライス・メンデスがボールをキープし、右サイドにできたスペースへとパス。ベッカーを経由してパスを受け取ったアリツが中央へ折り返す。美しい放物線はオスカルソンの頭へ。文句なしの追加点に再び大歓声に包まれるスタジアム。54分にはバレネチェアのクロスにも反応するが、ヘディングシュートはクロスバー直撃。ハットトリックはお預けとなった。
ハーフタイムを挟んだ2得点により試合を優位に運ぶラ・レアルはバランスの崩れたPAOK陣内でさらなる追加点を目指し攻撃の手を止めない。73分にはオヤルサバルと久保が投入され右サイドを中心にさらに攻勢を強めていく。ジョン・マルティンが守備時のミスからピンチを迎える場面もあったが、マレロが鬼気迫るセーブでゴールを許さず、このままクリーンシートで試合を終えた。
今夜の勝利で13位となったラ・レアルはプレイオフへと進んだ。金曜日の抽選会でFCミッティランもしくは日本代表DF毎熊が所属するAZアルクマールとの対戦が決定する。次戦は2月2日敵地パンプローナでオサスナとのアウェイ戦に臨む。
ハーフタイムを挟んだ2得点により試合を優位に運ぶラ・レアルはバランスの崩れたPAOK陣内でさらなる追加点を目指し攻撃の手を止めない。73分にはオヤルサバルと久保が投入され右サイドを中心にさらに攻勢を強めていく。ジョン・マルティンが守備時のミスからピンチを迎える場面もあったが、マレロが鬼気迫るセーブでゴールを許さず、このままクリーンシートで試合を終えた。
今夜の勝利で13位となったラ・レアルはプレイオフへと進んだ。金曜日の抽選会でFCミッティランもしくは日本代表DF毎熊が所属するAZアルクマールとの対戦が決定する。次戦は2月2日敵地パンプローナでオサスナとのアウェイ戦に臨む。
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