【B2第19節 見どころ】ガード注目の山形vs福島…連敗ストップの愛媛は新戦力に期待
連勝して浮上のキッカケをつかみたい山形 【(C) B.LEAGUE】
プレーオフセミファイナルに進んだ昨シーズン以上の成績を期したものの、現在はプレーオフ進出のボーダーラインで争う立場となっている山形ワイヴァンズ。アルティーリ千葉と対戦した前節は、GAME1で後半を25得点に抑え込まれ逆転負けを喫すると、GAME2では前半の10点ビハインドを最後まで縮めることができず7連敗。今節こそは2025年初勝利を狙い、浮上のきっかけをつかみたい。
その相手である福島ファイヤーボンズは、前節GAME1で西地区首位のライジングゼファー福岡を破り、連敗を7でストップ。林翔太郎と田渡凌の活躍でバランスの良いオフェンスを展開できたことが会心の勝利に結びついた。しかし、GAME2はターンオーバーが20個を数えた上、2ポイントシュート成功率が30パーセントを切り、51-81と大敗。フリースローによる失点が2戦合計で55点にのぼるなど課題も多い。
未だ7勝で東地区最下位に沈む福島だが、山形との今シーズン対戦成績は2勝2敗と五分。得点を80点台に乗せれば勝機があり、そのためには日本人選手がオフェンスで存在感を出す必要がある。田渡や笠井康平のゲームコントロールはカギとなるだろう。
一方、今節勝てば直接対決でアドバンテージを得る山形としては、福島との4試合で合計88得点を挙げている岡島和真の得点力が不可欠。どちらの司令塔がチームに流れを引き寄せるか、ガードのマッチアップが非常に興味深い。
1試合平均11.7得点をマークしている木村圭吾 【(C) B.LEAGUE】
愛媛オレンジバイキングスは、神戸ストークスに勝利して連敗を30でストップ。長いトンネルをついに抜け出した。俊野佳彦の戦列復帰と、期限付移籍で加わったばかりの武内理貴が即戦力として機能したことは今後に向けて大きい。今節は4連敗中のバンビシャス奈良とのアウェーゲーム。士気という点では愛媛に分がある。俊野が試合勘を取り戻し、本来の持ち味を発揮できればシーズン3勝目への視界も開ける。
新天地で存在感を放っている武内理貴 【(C) B.LEAGUE】
文=吉川哲彦
■B2第19節試合日程
・山形ワイヴァンズvs福島ファイヤーボンズ(@山形市総合スポーツセンター)
1月29日(水)19時~
・福井ブローウィンズvs信州ブレイブウォリアーズ(@セーレン・ドリームアリーナ)
1月29日(水)19時~
・熊本ヴォルターズvsベルテックス静岡(@熊本県立総合体育館)
1月29日(水)19時~
・鹿児島レブナイズvsアルティーリ千葉(@鹿児島県総合体育センター体育館)
1月29日(水)19時~
・富山グラウジーズvs青森ワッツ(@富山市総合体育館)
1月29日(水)19時5分~
・神戸ストークスvsライジングゼファー福岡(@神戸市立中央体育館)
1月29日(水)19時5分~
・バンビシャス奈良vs愛媛オレンジバイキングス(@ロートアリーナ奈良)
1月29日(水)19時5分~
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