【スキー】ノルディック複合W杯2025年初戦で葛西姉妹が表彰台争い!双子対決制した春香選手が3位、優奈選手は今季最高の4位
ショーナッハ大会3位の葛西春香選手 【全日本スキー連盟ノルディック複合チーム】
ノルディック複合W杯を転戦している女子チーム 【全日本スキー連盟ノルディック複合チーム】
〇第5戦結果
3位 葛西春香
4位 葛西優奈
21位 海沼優月
24位 畔上沙那
第5戦ハイライト
ショーナッハでは秋田・鹿角高校2年の海沼優月選手がW杯に初出場。「海外の雰囲気にのまれないように」と臨んだデビュー戦はクロスカントリーでジャンプの順位を維持して21位、2日目はクロスカントリーで一つ順位を上げて22位でした。
〇第6戦結果
5位 葛西春香
9位 葛西優奈
22位 海沼優月
27位 畔上沙那
FISノルディック複合の公式YouTubeではW杯の一部大会をライブ配信しており、配信済み動画も視聴できます。チーム公式インスタグラムで試合開始時間や配信リンクをお知らせしているので、フォローよろしくお願いします!
第6戦ハイライト
「(1日目は)前半ジャンプがあまり納得いくものではなかったが、後半で順位を上げて表彰台に上ろうと強い気持ちを持っていたので、それが力になった。世界選手権でのメダルを目標にしているので、コンスタントに表彰台に上がることが実現するために重要だと思っています。W杯総合3位もこのまま維持して、一試合一試合を大切にしていきたい。姉妹での表彰台争いは初めてだったんですけど、他の選手と争うレースとそんなに違いはなかったかな」
葛西優奈
「シーズンベストは素直に嬉しかったけど、3位まであと4秒だったので悔しさもある。ジャンプは(2戦とも)2位で内容が良くなっていることを実感しています。姉妹での表彰台争いは他の選手と争うのとは違うし、珍しいこと。今の走力は自分の方が全然ないので、前に出られたときは意地でもついていこうと思っていました。表彰台に上がれなかったけど次につながるいい試合でした。レース後、一緒に春香と動画を見て『意外に時間差なくゴールしたんだね』という話をした」
畔上沙那
「ショーナッハ大会の自己評価は10点満点中4点。ジャンプは1試合目が少しいい内容で、次の大会につながるものができたことは自信になった。スタートゲートからの降り方など、昨季の反省点が修正できずに試合を終えたことは来季の課題。日本帰国中にインフルエンザになり、病み上がりだったこともあってクロスカントリーは思い通りの走りができなかったけれど、レースの入り方は次につながるものでした。いい入りをレース後半まで継続できるよう、効率の良い走り方を次の試合までの期間に取り組みたいです」
海沼優月
「海外の雰囲気にのまれず、試合には自分のジャンプ、滑りをしようと思って臨みました。海外の選手たちはいつも笑顔で緊張している様子がなかったので驚きました。昨シーズン出場したジュニア世界選手権と違い、ジャンプもクロスカントリーもレベルが高かった」
複合W杯の次戦はオーストリア・ゼーフェルト大会(1月30~2月2日)で、3連戦で総合成績を競う“トリプル”が女子では初めて実施されます。
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