ラリーガ EA SPORTS 、第21節プレビュー
1月25日(土)の1戦目は、同じく離島が舞台となるマジョルカ対ベティス。ベティスはここ9試合でわずか1勝しか挙げられず、ホームでアラベスに敗れた前節終了時点で12位まで順位を落とした。6位マジョルカとの勝ち点差は5ポイント。5季連続でのヨーロッパ行きを実現するためには、勝利が必要な一戦となる。
土曜の現地時間16時15分には注目の上位対決、アトレティコ・デ・マドリー対ビジャレアルがキックオフを迎える。アトレティコは前節レガネス戦で今季2敗目を喫し、レアル・マドリーに首位の座を奪われた。火曜のチャンピオンズリーグでは10人で逆転勝利を掴み取ったものの、近年は相性が良くないビジャレアルを相手にもホームでの圧倒的強さを発揮できるか。
これに続くのは共に前節、重要な勝利を手にしたセビージャとエスパニョールの対戦。エスパニョールホームの第11節はセビージャが2ー0で制している。この2愛で2ゴールを挙げたドディ・ルケバキオは前節ジローナ戦でも決勝点を挙げたばかり。移籍直後のデビュー戦で決勝点を挙げたエスパニョールのロベルト・フェルナンデスと共に、今節も攻撃のキーマンとなるはずだ。
土曜のラストマッチはバジャドリー対レアル・マドリー。勝ち点31の差がある最下位と首位の対戦となる。レアル・マドリーはスーペルコパ・デ・エスパーニャでバルセロナに大敗して以降、コパデルレイを含めた3試合で計14ゴールを量産。前節はラスパルマスを4ー1で破り、アトレティコを抜いて首位に立った。ここまでリーグ最多39失点を重ねているバジャドリーは苦戦が予想されるが、2連勝中のホームで意地を見せられるか。
土曜の2戦目はレアル・ソシエダ対ヘタフェ。レアル・ソシエダはバレンシアに敗れた前節に続き、木曜のヨーロッパリーグでもラツィオに1ー3で完敗。コパデルレイも含めた過密日程が続く中、今節は翌週にプレーオフ進出のかかったヨーロッパリーグ最終節を控える難しいタイミングでの一戦となる。対するヘタフェは前節バルセロナ戦で貴重な勝ち点1を獲得したばかり。この2チームはアトレティコに次いで失点が少ない堅守を誇るだけに、1点差勝負となることが予想される。
サンセバスティアンでの一戦の後にはバスクのライバル、アトレティック・クルブが登場。前節アトレティコの連勝記録をストップしたレガネスとのホームゲームに挑む。今季のレガネスは敵地でバルセロナも破るなどジャイアントキリングを連発。前節まで11戦負けなし(7勝4分)と好調を維持するアトレティックとしても意して臨むべき一戦となる。
土曜の現地時間21時にはスペイン伝統の強豪対決、バルセロナ対バレンシアがキックオフを迎える。バルセロナはレアル・ソシエダに敗れた第13節以降、1勝3分4敗と散々な試合が続く。2ー4から5ー4に覆す劇的勝利を手にした火曜のチャンピオンズリーグに続き、そろそろラリーガ EA SPORTS でも結果を出したいところだろう。両者は2月6日のコパデルレイ準々決勝での対戦が決定。その前哨戦としても注目の一戦となる。
今節を締めくくるのは1月27日(月)に行われるアラベス対セルタ。アラベスは前節ベティス戦で8試合ぶりの勝利を手にした。就任5戦目で初勝利を手にしたエドゥアルド・コウデット監督にとって、今節はヨーロッパで初めて指揮した古巣セルタとの特別な一戦となる。一方のセルタは延長戦の末レアル・マドリーに敗れたコパデルレイを含め、公式戦3連敗中。ここまでアウェーでは1勝1分7敗と脆さを露呈しており、今節も苦戦を強いられそうだ。
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