マンチェスター・シティは、1月20日に行われたプレミアリーグ第22節でイプスウィッチ・タウンと対戦した。

試合の序盤は、攻守が目まぐるしく入れ替わり、両チームとも積極的にゴールを狙う展開となった。しかし、先制点を奪ったのはアウェイのマンチェスター・シティ。27分、左サイドでのドクとデ・ブライネの流れるような連携からボックス内に正確なクロスが供給され、最後はフォーデンが冷静にネットを揺らした。

続く30分、左ペナルティエリアでボールを受けたフォーデンは、巧みに相手DFを引きつけながら中央のコバチッチへパス。コバチッチはボックス手前から力強いグラウンダーのシュートを突き刺し、スコアを2-0とした。

シティの勢いは止まらない。42分、中盤でギュンドアンが相手からボールを奪い、素早いカウンターを展開。ドクがポケットに侵入したデ・ブライネにスルーパスを通し、ライン際から正確なクロスを供給。フォーデンがこれをワンタッチで押し込み、自身2点目を記録した。

前半だけで3得点を挙げたシティは、後半も攻撃の手を緩めなかった。

49分、ドクがデ・ブライネとのコンビネーションからドリブルでエリア内に侵入し、右足でシュートを放つ。ボールは相手にディフレクションしてゴールへ吸い込まれ、シティがリードをさらに広げた。

続いて57分、中盤でドクがボールを奪うと、ドリブルで素早く攻撃を仕掛ける。ハーランドへスルーパスを通し、シティのエースストライカーがワンタッチでフィニッシュを決め、スコアは5-0に。

さらに69分には、コバチッチが精度の高いクロスをペナルティエリア内に供給。後半から投入されたマカティーが相手DFを抜け出し、ゴールキーパーの頭上を越える見事なループヘディングシュートで自身のプレミアリーグ初ゴールを記録した。

最終的にマンチェスター・シティは、イプスウィッチ・タウンを6-0で圧倒。前半後半でそれぞれ3得点ずつ挙げるパーフェクトな試合運びを見せ、プレミアリーグの順位を4位に押し上げた。
次の試合では、ミッドウィークに行われるチャンピオンズリーグで、強豪パリ・サンジェルマンとのビッグマッチが控えている。