ビジャレアル対マジョルカ。同勝ち点の5、6位による注目の上位対決
【(C)LaLiga】
両チームの快進撃を支えるのは攻撃の中心を担うトリデンテだ。ビジャレアルのアヨセ・ペレス(8得点)、ティエルノ・バリー(7得点1アシスト)、アレックス・バエナ(4得点5アシスト)は3人で合計19得点6アシストを量産。マジョルカのヴェダト・ムリキ(3得点2アシスト)、サイル・ラリン(5得点2アシスト)、ダニ・ロドリゲス(3得点4アシスト)も3人で11得点8アシストを記録している。
アヨセ(左)はここまでチーム最多の8得点、バエナ(右)は同5アシストを記録。2人はスペイン代表でも常連となりつつある 【(C)LaLiga】
マジョルカのツインタワー、ムリキ(右)とラリン(左)は得点源としてだけでなく、チーム戦術においても欠かせない存在だ 【(C)LaLiga】
一方のマジョルカは総得点19の攻撃力こそビジャレアルには劣るものの、総失点21の堅守をベースに勝ち点を重ねてきた。低めのライン設定でブロック守備を形成しつつ、前線へのロングボールを多用するプレースタイルのキーマンは、両翼を担うヨハン・モヒカとパブロ・マフェオ。2人が両サイドから送るクロスをムリキやラリンが仕留める形が主な攻撃パターンとなっている。
ビジャレアルの司令塔パレホは35歳となった今季も中盤の要であり続けている 【(C)LaLiga】
今季加入したモヒカはマジョルカの左サイドに不可欠な存在となっている 【(C)LaLiga】
今節の直接対決は勝ち点30で並ぶ両者にとってだけでなく、この2チームを勝ち点2差で追うレアル・ソシエダ、ジローナも含めた上位争いを左右する重要な一戦となる。異なるスタイルのぶつかり合いとしても興味深い好カードに要注目だ。
第5節の対戦は94分にアヨセが決勝点を挙げ、ビジャレアルが敵地で劇的勝利を手にしている 【(C)LaLiga】
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ