早稲田大学所属の大山愛笑がマンチェスター・シティに加入

マンチェスター・シティFC
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【©︎ManCity】

U-20日本代表MFが2年半の契約で加入

マンチェスター・シティは早稲田大学ア式蹴球部女子所属の大山愛笑を獲得いたしました。契約は2027年夏までとなります。

シティの新戦力は、母国を代表する最も期待される若手の1人としてクラブに加入しました。その評価の多くは、2024年夏にコロンビアで開催されたU20ワールドカップでの彼女の活躍により築かれたものです。

大山がプレーする日本代表はグループステージ初戦でニュージーランドに7-0の大勝を収め、最高の形でスタートした。大山自身も得点を記録。試合の終盤にエリア内へ駆け込み、ゴール隅を射抜いて4点目を挙げました。

日本は大会を通じて優勝に値するチームであることを示し、3日後のガーナ戦でも再び大山が活躍。この試合ではアシスト役として存在感を発揮し、日本が4-1で快勝する中チーム2点目をアシストしました。

グループステージ最終戦ではオーストリアを2-0で破り、ラウンド16ではナイジェリアを2-1で下した。これにより、日本は準々決勝でスペインと対戦することに。スペインは大会前の優勝候補であり、ワールドカップでも無敗を誇る強敵でした。

【©️ManCity】

この試合は2022年の決勝戦と同じカードであり、予想通り接戦となりました。延長戦までもつれ込む中、大山は再び重要な場面で輝きます。前半に鋭いシュートを放ち、スペインのゴールを脅かした彼女は、試合唯一のゴールに大きく関与した。ゴールライン際からのフリーキックで大山が送ったクロスは完璧な軌道を描き、米田博美が頭で合わせて102分に決勝点を挙げたのでした。

準決勝ではオランダと対戦しましたが、大山は再び惜しいシーンを作り出します。遠距離からのシュートがポストを叩くなど、あと一歩で先制点を奪う場面もありました。しかし日本は試合を支配し、3大会連続の決勝進出を果たしました。

しかし、決勝戦では北朝鮮に1点差で敗れ、惜しくも優勝を逃しました。このゴールは大会得点王のチェ・イルソンによるものでした。それでも、日本代表が見せた流れるような攻撃スタイルは多くの観客を魅了し、その中心には大山の存在がありました。

このU20ワールドカップでの活躍を見れば、シティが新たな原石を発掘したことは明らかでしょう。
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著者プロフィール

マンチェスター・シティFCは、1880年に設立されたイングランド・マンチェスターに本拠地を置くサッカークラブで、プレミアリーグに加盟しています。44シーズンぶりとなるリーグ制覇(2011-12シーズン)や、プレミアリーグ史上初の勝ち点3桁でのリーグ優勝(2017-18シーズン)など、近年世界で最も勢いのあるクラブとして知られています。

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