FAカップ三回戦をホームでサルフォード・シティと対戦し、8-0で勝利した。ペップ監督は4部所属の対戦相手に対し、マカティーやオライリー、そしてシンプソン＝ピュゼーといった若手選手をスタメンに起用。さらにFWのムバマがシティデビューを果たした。

試合開始8分、ヌネスがセカンドボールを拾い速攻を開始する。サルフォードのバックラインを突破するとグリーリッシュへとパスを繋ぎ、最後は左サイドのドクがファーサイドのコーナーにフィニッシュを決めた。

続いて20分。右サイドからサヴィーニョがボックス内へスルーパスを出すと、ディフェンスラインを抜けたヌネスがラインぎりぎりでボールを​​受け取った。そして逆サイドにチップキックで折り返すと、今試合でデビューを果たしたムバマがワンタッチでゴールに流し込んだ。

さらに前半終了間際の40分。ドクがボックス内でバックパスを出し、オライリーがファーサイドにシュートを決めた。

3点リードで前半を折り返したマンチェスター・シティは、アケに代わってアカンジを投入し後半へ。

49分、グリーリッシュがペナルティエリア内でファウルを受けてPKを勝ち取る。イングランド代表選手は冷静にキーパーの逆を突き、ペナルティキックに成功した。

ここからさらにゴールラッシュが続く。62分、ドクのクロスをマカティーが見事に押し込んで、エティハドで初ゴールを決めた。

69分、ドクがドリブルでペナルティエリア内に侵入し、そのままフィニッシュを狙う。シュートはティルトの腕に当たりPKを獲得をすると、自らキッカーとして冷静に決めた。

73分、フォーデンのシュートは惜しくも相手GKにビッグセーブされてしまうが、リバウンドボールがマカティーの足元に転がる。彼はそれを拾ってゴールに押し込み、シティの7点目となった。

82分、左サイドからグリーリッシュが中央で待っていたマカティーに鋭いパスを通し、ダイレクトで合わせてハットトリックを決めた。

マンチェスター・シティは、先発起用のマカティーがハットトリックの活躍を見せ、クリーンシートながら8得点を奪い、FAカップ四回戦へと歩を進めた。