【BOATRACE】蒲郡クイーンズクライマックス優勝は遠藤エミ 次の目標はスピードクイーンメモリアル!

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 ボートレース蒲郡(ナイター)の「PG1クイーンズクライマックス」(優勝賞金1700万円)は12月31日、最終日の12Rで賞金女王決定戦(優勝戦)が行われた。最終日は北西からの右横風4メートルで1Rが始まったが、3Rから5メートルに強まり、5Rから最終12Rまで安定板を装着して実施された。

 トライアル3回戦後に「進入は考えます」と話していた6枠の平山智加がスタート展示から前付けを敢行。本番レースでも同様に動きをみせたが、誰も緩めることはなく全艇オールスローの枠なりだった。

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 スタートは全艇がコンマ10台のスリット。ポールポジションの遠藤エミ(滋賀出身・滋賀支部36歳)【写真3枚】は1コースからコンマ13を決めて逃げ態勢へ。地元の細川裕子が3コースから全速まくりで肉薄したが、回ってからグッと押した遠藤が2マークを優勢な位置から先取り。そのままVロードを突っ走った。

 細川は2マークで差しハンドルを入れたが、及ばず2着どまり。2番差しから冷静に運んだ三浦永理が3着を確保した。3連単1ー3ー4は840円の3番人気だった。

 優勝した遠藤は「ホッとしました」と安堵(あんど)の表情。「3回戦みたいな(調整の)失敗はしないように心掛けていきました。節の中では一番良かったかなと思います」と自信の状態で臨んだことを明かした。

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 今回の優勝で夏のレディースチャンピオン(福岡)に続き、冬の女王にも輝いたが「優勝することができたことはうれしいですけど、そこにはあんまり意識はなかったです」と正直な胸の内を明かした。また同時にG1タイトルも5個に伸ばしたが、これについても「うれしいですけど、それも、あんまり…」と苦笑した。

 来年2月にはスピードクイーンメモリアル(浜名湖)が新設され、PG1の女子3冠レースが始まるが、その1冠目で遠藤のPG1戦3連続Vが懸かることになる。「取りたいですね。タイムでは行けなかったですけど、推薦で選んでいただいたので頑張りたいです」と話した。

 そして、2022年以来のグランプリ出場については「まだそこを意識して走れるほどの力は付けていないと思っています。目の前の一走一走を走っていれば、もしかしたらチャンスがあるかもしれない。その時が来たら、つかめるように頑張りたいです」と締めくくった。

 なお、シリーズ戦の方は勝浦真帆がインからコンマ11のトップショットを決めて逃げ切り勝ち。10月に蒲郡で行われたヴィーナスシリーズに続く、当地連続Vを飾った。

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