2025年最初の女子戦は、ボートレースびわこの「オールレディース ビーナスちゃんカップ」（1月4日～9日開催）、4日に開幕する。A1勢からは平高奈菜（愛媛出身・香川支部）、守屋美穂（岡山出身・岡山支部）、遠藤エミ（滋賀出身・滋賀支部）、藤原菜希（大阪出身・東京支部）、實森美祐（広島出身・広島支部）、川井萌（静岡出身・静岡支部）が参戦。正月ムードのびわこで熱戦を繰り広げる。

　初日のメインカードは12Rの「ビーナスドリーム1st」。ダブルドリームの前半戦として行われる。

＜びわこ 初日 12R ビーナスドリーム1st＞
1枠 遠藤　エミ（滋賀・滋賀）1コース1着53%
2枠 平高　奈菜（愛媛・香川）2コース1着10%
3枠 藤原　菜希（大阪・東京）3コース1着22%
4枠 宇野　弥生（埼玉・愛知）4コース1着20%
5枠 勝浦　真帆（岡山・岡山）5コース1着0%
6枠 今井　美亜（富山・福井）6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は最近3カ月：2024/10/4～2025/1/3

　1号艇に座るのは遠藤エミ(36歳)【冒頭の写真】。大みそかの蒲郡では、7年ぶり2回目となる涙のクイーンズクライマックス制覇。あれから4日、さっそく地元凱旋(がいせん)レースを迎えた。初日は8R3号艇と12R1号艇の2走。貫禄の走りを見せたいところだ。

　ただ遠藤は最近3カ月で1コースは15戦8勝の1着率53％とやや苦戦気味。前節の蒲郡クイーンズクライマックスでもトライアル3回戦で1コースから2着に敗れて3連単2万円台の高配当になるなど、決して盤石とは言い切れない近況だ。

　そうなると侮れないのは2号艇の平高奈菜(37歳)【写真上】だ。今節手にしたモーター71号機は2連対率2位の好素性機。昨年9月のG1びわこ周年で篠崎元志が優出2着に入るなど、これまで20節走って5優出2Vの実績がある。

　平高は前節の蒲郡クイーンズクライマックスではトライアル8位敗退で5･3･5･5着と悔しいレースの連続だった。今節はその雪辱に燃えていることだろう。まずは初日に打倒遠藤を果たして勢いに乗りたい。

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