【BOATRACE】蒲郡QCシリーズ戦は勝浦真帆V 今年QC出場への昇格確率は33%!?

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRACE】

 ボートレース蒲郡(ナイター)でのG3クイーンズクライマックスシリーズ戦(12月26日~31日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の勝浦真帆(岡山出身・岡山支部29歳)【写真2枚】が快勝。1コースからコンマ11のトップスタートで逃げ切った。2着には5号艇の今井裕梨(群馬出身・群馬支部)、3着には2号艇の實森美祐(広島出身・広島支部)が入り、3連単1-5-2で4530円の17番人気となっている。

 勝った勝浦は通算2回目の優勝。10月の蒲郡ヴィーナスシリーズでデビュー初Vを飾ったばかりだが、あれから約2カ月、再び蒲郡で栄冠を手にすることになった。

【(C)BOATRACE】

 近況の勢いは目を見張るばかりだ。前期に勝率5.99の自己ベストをマークして、この1月からA2級初昇格の勝浦だが、今期(昨年11月~)に入ってからは4節走って3優出1Vという大暴れ。今期勝率は7.15で、これは堂々女子6位タイの数字だ。

 勝浦はもともと女子トップクラスのスタート力の持ち主。前期の平均STはコンマ13で、これは遠藤エミや宇野弥生らと並んで女子トップタイだ(※集計対象:前期50走以上)。これまではスタートの速さを生かしきれないケースが多かったが、近況は好スタートから鋭く攻め切るレースが急増し、勝率アップに直結。今節まくり3本を決めて優勝したのが象徴的だ。

 この勢いで新年に突入するだけに、勝浦がどんな2025年シーズンの航跡を描くのか楽しみだ。表彰セレモニーでは「来年(2025年のこと)は上の12人(クイーンズクライマックス)で戦えるように頑張りたいです」という言葉もあった。女子王国・岡山の一員として、めざす舞台はもちろんそこだ。

 ちなみにこれまでのシリーズ戦覇者12人のうち、翌年にクイーンズクライマックス出場を果たしたレーサーは4人(33%)いる。2025年の年末には、勝浦が5人目に名を刻むことになるのか。

【シリーズ戦 歴代優勝者】
2012年 池田 浩美(静岡)
2013年 山下 友貴(静岡)
2014年 中谷 朋子(兵庫)
2015年 平山 智加(香川)★
2016年 川野 芽唯(福岡)★
2017年 廣中智紗衣(東京)
2018年 塩崎 桐加(三重)
2019年 平田さやか(東京)
2020年 海野ゆかり(広島)★
2021年 松尾 夏海(香川)
2022年 宇野 弥生(愛知)
2023年 西橋 奈未(福井)★
2024年 勝浦 真帆(岡山)
(※★は翌年にクイーンズクライマックス出場)

上記のレース配信はBOATRACE公式映像配信サービス「BOATCAST」で配信中。
全レースの映像をいつでもどこでも視聴することができる。
その他レーサー関連のコンテンツや、毎日のNEWS配信など豊富なラインナップを楽しむことも可能だ。
BOATCASTは【↓に記載の関連リンク】からアクセスできる。BOATCASTでレースをさらに楽しもう。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント