現役投手・国吉佑樹&鈴木昭汰とともに2024シーズンをデータで振り返る

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MCの上重聡さん(左)国吉佑樹投手(中央)鈴木昭汰投手(右) 【©PLM】

 パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルにて公開中のオリジナル番組『P's UPDATE』。本番組は、アップデートし続ける野球界の常識を、データを用いて有識者と議論し、野球観戦をより楽しいものにしていくことをコンセプトとしている。

 12月27日(金)に配信を開始した第7回のテーマは、「データで振り返る2024シーズン!ホークス優勝の要因とは!?」。千葉ロッテでプレーする国吉佑樹投手、鈴木昭汰投手、スポーツ統計学の専門家である鳥越規央江戸川大学客員教授をゲストに迎え、パ・リーグ6球団のシーズン成績を振り返っていく。
 まずはチーム打撃成績を振り返った。福岡ソフトバンクは、チーム打撃成績のほとんどでリーグトップの成績をマーク。鳥越教授はなかでもOPSに着目し、「チームOPSが.700を超えている時点で一つ抜けてましたよね。個人でも.700を超えるのは大変」と若鷹軍団の打力の高さを改めて実感させられる。

 続けて「みずほPayPayドームは他の球場より狭く、本塁打が出やすい特性がある」と鳥越教授。プロ16年目の国吉投手は、2015年に設置されたホームランテラスについて「テラスなんかつけるなよ」と投手目線で当時の心境を語り、笑いを誘った。

 次にチーム投手成績をチェック。千葉ロッテは防御率3.17でリーグ5位だったが、鈴木投手は「こんなに悪かったんだ」と驚いた様子だった。これを受けた国吉投手は「言われてみれば大量失点で負ける試合もありましたし、逆にロースコアで勝つ試合が長く続いた時もありました」と振り返り、「風がある日と無い日で難しさが違う」とZOZOマリン名物の強風が影響していると考察した。

 番組の後半では、鳥越教授が調査したデータを見ながら、より詳しく2024シーズンを振り返っている。専門家が用意した「パ・リーグ ポジション別得失点」、「パ・リーグ6球団の得失点グラフ」を見て、国吉投手、鈴木投手はなにを思ったのか。日ごろ目にしない特殊なデータだけでも、一見の価値がある。

 また、巷で噂の「飛ばないボール」について語るシーンも。現役投手の目にはどう映っていたのか、一軍の最前線で戦う投手の生の声は必見だ。
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