「俺が尊敬しているのは、ブルーザー・ブロディ、スタン・ハンセン、バンバン・ビガロにビッグバン・ベイダー。俺のスタイルは新日本の戦い方に完璧にフィットするハズだ！」1月5日（日）東京ドームに襲来！ “AEWの刺青獣”ブロディ・キングにインタビュー！
■『JR東海 推し旅 Presents WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム』
2025年1月4日(土) 14:45開場17:00試合開始
東京・東京ドーム
☆チケット情報 ☆対戦カード
※「ロイヤルシート・最前列」「ロイヤルシート・2列目」「ロイヤルシート・3-6列目」「アリーナA」「バルコニースタンド」「ソファーシート」「ファミリーシート」「逸材シート」は完売。
2025年1月5日 (日) 11:00開場13:00開始
東京・東京ドーム
※「アリーナA」は残りわずかとなりました
※「ロイヤルシート・最前列」「ロイヤルシート・2列目」「ロイヤルシート・3-6列目」「バルコニースタンド」「ソファーシート」「ファミリーシート」は完売。
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■ヤツがWAR DOGSを結成して以来、俺はフィンレーのことをずっと追い続けてきた
ブロディ 俺はいつでも自分のことを挑戦者だと思っているし、どこのリングへ上がってもそこのトップの選手に挑戦したいと考えているんだ。その団体で一番恐れられている選手が誰だろうとね。WAR DOGSは過度に暴力的であることを主張しているが、デビッド・フィンレーはそのユニットのトップにいると認識してる。
――フィンレー選手とのシングルマッチは今回が初めてですが、実はお二人の間には因縁があるんですよね。
ブロディ ああ。以前、俺はデビッド・フィンレーを友人だと思っていた頃もあったんだ。ROH（リング・オブ・オナー）時代も、NJPW STRONGの初期の頃にも、ヤツとはすれ違いがあったよ。フィンレーとジュース・ロビンソンがストリートファイトをしていた頃もあったな……。
ブロディ 彼らには、俺が闘いたい“最も暴力的な男たち”だと思わせる雰囲気があった。それはフィンレーの態度が俺にそうさせたんだが、ヤツがWAR DOGSを結成して以来、俺はフィンレーのことをずっと追い続けてきた。彼は間違いなく、信じられないほどの成功を収めている選手であると言えるよな。
■今の俺はバイオレンス・ナンバーワン、ビッグ・バッド・ブロディ・キングなんだ！
ブロディ 俺が最後に日本に来てから6年近く経った（2019年5月の『BEST OF THE SUPER Jr.26』にマーティー・スカルのパートナーとして参戦）。あのときの仕事はセコンドがメインで、試合はタッグマッチをやっただけ。
だからファンのみんなはブロディ・キングの実力を少ししか味わうことができなかったはずなんだ。今の俺はバイオレンス・ナンバーワン、ビッグ・バッド・ブロディ・キングなんだ！ 東京ドームでヤツらに戦争を仕掛ける準備はできている。
――あなたが日本に帰ってくるのは本当に久しぶりな気がします。
――なるほど。
ブロディ 今はハウス・オブ・ブラックにいながら、今まで以上に自分のビジョンや今後進むべき道について考えることができるようになった。ずっと前から俺の目標は東京ドームで新日本プロレスのリングに上がることだったから、今回こうしてそれが実現するのは本当に夢が叶ったと言えるよな。
■俺にとって最も重要なのは、ブロディ・キングの存在を世に知らしめること、そして俺の愛するプロレスを世に知らしめること
ブロディ ある人はそれをカルトと呼び、またある人は共通の目的を持った選手たちの集まりと呼ぶ……俺たちは違うレンズを通して同じ世界を見ている、そう表現するのが一番いいのかもしれないな。
俺たちの主な目標は、戦いが俺たちに有利なものであろうとなかろうと、対戦相手がどんなヤツらであろうと、それをエキサイティングなものにすることなんだ。できる限り大きな規模の会場で最高の試合をしたいんだ。
人々の持つ最も深く暗い部分を引き出し、最も暴力的な世界観を作る。マラカイ・ブラック、バディ・マシューズ、ジュリア・ハート、そして俺自身も、これまでお互いにそうしてきた。ジュリア・ハートはテレビでは以前チアリーダーをやっていたんだが、今では女子部門で圧倒的な強さを誇っているよ。
――『WRESTLE DYNASTY』のような大会に出場するにあたって、AEWやハウス・オブ・ブラックの代表であるということは重要だと感じていますか、それともブロディ・キング選手個人としてリングに立つことの方がより重要だと感じているのでしょうか？
ブロディ 俺にとって最も重要なのは、俺自身、ブロディ・キングの存在を世に知らしめること、そして俺の愛するプロレスを世に知らしめることなんだ。俺が非常に尊敬しているプロレスファン、そして初めて出会う観客たちにこのことを知らしめたい。そうすれば俺が抱き続けている目標は達成される。ハウス・オブ・ブラックを代表すること、AEWを代表することは、もちろん素晴らしいことではあるんだが、俺自身を世に知らしめることが一番大切なことなんだ。
■ブルーザー・ブロディ、スタン・ハンセン、クラッシャー・バンバン・ビガロ、そして日本にいた頃のベイダー。みんな俺の尊敬するレジェンドたちだ。
ブロディ 2021年の12月だから、ちょうどROHが新しい形になるというというときに、俺はAEWと契約したんだ。
――ROH＆NJPWからAEWのレスラーになり、NJPWとの関係が発展していく中で、あなたはプロレス界に対してかなりユニークな視点を持つようになられたのではと思います。ブロディ選手から見た各団体間の関係は、どのように変化してきていると感じていますか？
ブロディ 明らかに大きな変化だと言えるのは、オカダ・カズチカ、ジェイ・ホワイト、そしてウィル・オスプレイのような新日本プロレスに所属していた選手たちがAEWに移籍してきたことだよな。俺が日本にいた最後の頃、まだヤングライオンだったヨウタ・ツジが、今は東京ドームでの重要な試合に出場するところまで来ている。
ユウヤ・ウエムラのように、俺が日本でプロレスをしていた頃にプロレスをやり始めたような選手たちが、今ではトップ選手へと上り詰めてきているのを見るのは素晴らしいことだよ。みんな自分らしく成長しているようで、見ていて気持ちがいい。
――AEWのレスラーたちがNJPWでも活躍するようになりましたが、ブロディ選手も1月5日の『WRESTLE DYNASTY』でさらにブレイクすると考えていますか？
ブロディ フフフ。そのために、今回は今まで以上に、よりハードな試合をお見せすることになるかもしれないな（ニヤリ）。俺はインスピレーションを得たいときはいつも日本のプロレスを見てきた。たとえば、ブルーザー・ブロディ、スタン・ハンセン、クラッシャー・バンバン・ビガロ、そして日本にいた頃のビッグバン・ベイダー。みんな俺の尊敬するレジェンドたちだ。だから、そもそも俺のスタイルは新日本プロレスの戦い方に完璧にフィットするハズだ。
■東京ドームでプロレスをすることは俺のレスラー人生にとっても非常に重要なこと、この試合で俺のすべてを出し切ることをここに約束するよ
――1月4日にデビッド・フィンレー選手が勝つことになれば、1月5日はIWGP GLOBALヘビー級選手権試合となります。この流れも、あなたがフィンレー選手に挑戦するきっかけとなったのでしょうか？
ブロディ さっきも言ったが、俺はいつでもチャレンジ精神を持ち合わせているんだ。俺にとってチャンピオンシップで戦うこと自体が目的なのではなく、チャレンジすること、そしてファイトをすること自体が目的なんだ。ベルトがその先にあるのなら、それはそれで歓迎すべきことではあるけど、俺が一番興味のあることは、自分自身に挑戦すること、そして対戦相手に挑戦し続けることなんだ。
――1.5『WRESTLE DYNASTY』では日本のファンにどんな印象を残したいですか？
ブロディ 俺がどれだけ日本のプロレスをリスペクトしているのかを知ってもらいたいし、日本のプロレスファンが俺のことを歓迎してもらえればありがたいと考えている。『WRESTLE DYNASTY』は、今年最高の興行の一つになるだけの力を持っていると思うよ。
AEW、NJPW、STARDOM、CMLLのトップからボトムまで、全員が全力を尽くしてエキサイトするような大会になるだろうね。俺としては、デビッド・フィンレーに挑戦するということで一部のファンを驚かせたかもしれないが、東京ドームでプロレスをすることは俺のレスラー人生にとっても非常に重要なこと、この試合で俺のすべてを出し切ることをここに約束するよ。
――『WRESTLE DYNASTY』の後、あなたがまた新日本プロレスのリングに上がると仮定した場合、次に戦いたいと考えている選手はいますか？
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