ハンド男子世界選手権「小柄な忍者」荒瀬(大体大)が代表「小柄でもできると小学生が思えるプレーを」

大阪体育大学
チーム・協会
 日本ハンドボール協会は12月25日(水)、第29回男子世界選手権に出場するメンバー18名を発表した。大阪体育大学から173㌢と小柄な荒瀬廉選手(体育学部4年、神戸国際大学附属高校)が選ばれ、「身長は小さいが、それを武器にして日本の小中学生、高校生に小さくてもできると思ってもらえるようなプレーをしたい」と意気込んでいる。

【大阪体育大学】

 世界選手権は、来年1月14日から2月2日までクロアチア、デンマーク、ノルウェーで開催される。日本代表「彗星JAPAN」は1月5日からポーランドで第3回海外遠征に臨み、大会に備える。
 今回、荒瀬選手を含む学生3名が選出されたが、男子世界選手権の代表に現役学生が選出されるのは極めて珍しく、大阪体育大学の現役学生としては初めてとなる。
 荒瀬選手は小柄ながら、天性の変幻自在のプレーで相手守備を惑わし、フェイントで相手をかわしてシュートし、あるいはパスを回す。横から打つブラインドシュートも得意。「忍者」のようなプレースタイルが持ち味だ。
 トニー・ジローナ監督に見込まれ、12月16日からの第7回強化合宿に参加している。
 荒瀬選手は「小さいころからあこがれていた日本代表でプレーできることは素直にうれしい。サイドとバックの両方ができることが評価されたのかなと思うが、サイドの決定率のレベルをを世界選手権までに上げていきたい」と語っている。

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