【スノーボード】ハーフパイプ 24/25ワールドカップ2戦目 Copper Mountain(アメリカ) 男子・平野歩夢選手逆転優勝 女子・清水さら選手のWC初優勝
男女アベック優勝、表彰台5個獲得の快挙
男女アベック優勝 平野歩夢選手と清水さら選手 【photo:@fisparkandpipe】
期間中連日晴天に恵まれ、最高の環境、舞台での試合となりました。
日本からは男子:戸塚優斗選手、平野流佳選手、平野歩夢選手、重野秀一郎選手、山田琉聖選手の5名、女子:小野光希選手、冨田せな選手、清水さら選手の3名が出場。
予選は男女各2ヒートに別れ、各ヒートより上位5名が予選通となり、日本人選手男女全員が決勝に進むことになりました。
WC初優勝となった清水選手と3位小野選手 【photo:@fisparkandpipe】
本試合では五輪2大会連続金メダルを獲得しているキム・クロエ選手(アメリカ)の参戦もあり、前中国初戦よりもレベルの高い展開となりました。
日本人選手では小野光希選手が1本目の演技でF900-B540-F720-Cab900-SB540のテクニカルな演技構成を決め切り3位表彰台獲得。
前中国大会に続き予選をヒート1位で通過したWCルーキー15歳の中学生・清水さら選手は決勝1本目でF900-B900-F720-Cab720-FC540-B540を決め90.50点の高得点を獲得し、暫定1位。オリンピックメダリスト達を封じて、そのまま逃げ切り自身WC参戦2戦目にして初優勝を飾ることとなりました。
冨田せな選手は3本とも自身の最大演技構成で挑み上位を狙いましたが今回は決め切ることができず8位フィニッシュとなりました。
日本人選手が1位、3位と表彰台に上がり、前中国大会の雪辱を果たしました。
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日本人選手で表彰台独占 【photo:@fisparkandpipe】
決勝に進出した半分となる5名が日本人選手が占めた中で行われた決勝戦。
全選手1本目の演技から全開での演技に挑み、2本目を終えるまで戸塚選手が暫定1位、重野選手3位と良いポジションにつけ、優位な試合運びの展開となりました。
平野流佳選手、平野歩夢選手、山田琉聖選手は2本目終了時までは演技を決められず下位となり、最後の3本目に望みをかける後のない展開となりました。
前中国戦で3位入賞の山田選手は惜しくも決めきれず10位フィニッシュ。
平野流佳選手はSBD10-BD12-FD14-CabD14-FD12を決め点を出し3位に表彰台圏内に浮上。
戸塚優斗選手の3本目もSBD12-CabD14-FD12-BD12-FD14の素晴らしい演技を決め94.75の高ポイントで自身2本目の点数を上塗り暫定1位となって後続の演技を待つことになりました。
日本人最後出走となった後のない平野歩夢選手。全選手の中でも最も高さをだしたFT14-CabD14-FD12-BD12-FD10の演技を決め、97.0点の最高得点で逆転優勝という劇的な終幕となりました。
1位平野歩夢選手、2位戸塚優斗選手、3位平野流佳選手と表彰台を日本人選手で独占。重野秀一郎選手6位、山田琉聖選手10位で本大会を終えました。
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WCツアーリーダーとなるイエロービブ 男子:戸塚優斗選手 【photo:@fisparkandpipe】
是非ご覧ください。
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大会を圧巻したJapan Team 【写真:公益財団法人全日本スキー連盟 スノーボードハーフパイプチーム】
年明けよりLAAX戦(SUI)、ASPEN戦(USA)、CALGARY戦(CAN)のWC3戦に加え、3月には全日本選手権、世界選手権と選手達にとって来年のミラノ・コルティナ五輪向けて大事な試合が続いていきます。
Team Japanとして選手達のパフォーマンス発揮をサポートして参ります。
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