【ラグビー/NTTリーグワン】ヘッドコーチと世界的プレーヤーの加入で、よりエキサイティングに<リコーブラックラムズ東京>

【©ジャパンラグビーリーグワン】

2024-25シーズン、新生・リコーブラックラムズ東京(以下、BR東京)が見られることを約束しよう。

タンバイ・マットソンを新ヘッドコーチに迎え、チームは「再起動」の意味を持つ『Reboot(リブート)』をスローガンに掲げた。

「組織を動かすことが上手な、頼りがいのあるヘッドコーチ」と話すは、再びの日本代表入りが待ち望まれるメイン平。指揮官自ら選手たちとコミュニケーションを取る姿勢が、チームに新しい風をもたらしているのだという。

そんな、選手たちからの信頼をすでに勝ち取ったタンバイ・マットソン ヘッドコーチが期待を寄せるのは、テストマッチの舞台を退いたばかりのTJ・ペレナラ。「チームにとって、パズルの最後のピース」と全幅の信頼を置くオールブラックス(ニュージーランド代表)89キャッパーは、高い競争心とプロフェッショナルな姿勢が最大の魅力。指揮官は「間違いなくインパクトを残してくれる。ほかの選手たちが学ぶこともある」と相乗効果を期待する。

2024年の日本代表活動にはファカタヴァ アマトをはじめ、若き司令塔の中楠一期に伊藤耕太郎、池田悠希が帯同した。桜のエンブレムを目前にしたエネルギーにも、要注目だ。

そしてこの一角に割って入ろうと強い気持ちを見せるのは、大ケガから復帰したばかりのメイン平。昨シーズン開幕直前に右膝を負傷し、丸1年間表舞台から退いた。今季のプレシーズンマッチでは、新たなポジションであるスタンドオフにも挑戦し、幅を広げたメイン。「自分のポジションでしっかり試合に出続けられれば、代表も不可能じゃない」と強い言葉を残す。

歴史と伝統を積み重ねてきたBR東京。昨季の反省から、ブレイクダウンの質にこだわり、より良い判断をするための練習も積み重ねてきた。新たなスタートラインに立つ準備は、整った。

「全部のスタンダードが高くなっている。今シーズンはボールを動かして、面白いラグビーをしたい。もう一回スイッチを入れ直して、チームとしてレベルアップします」

キャプテン4季目の武井日向は、主将として「グラウンドに立ち続け、先頭に立って行動で示したい」と覚悟を覗かせた。

(原田友莉子)

注目選手)SH TJ・ペレナラ

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ニュージーランド代表89キャップ、スーパーラグビー・ハリケーンズ史上最多163キャップを有する世界的スクラムハーフが新天地に選んだのは、黒衣チームだった。TJ・ペレナラがBR東京にやってきた。「まずはこのチームがどういうプレーをしたいのか理解したい。そしてみなさんに誇りに思ってもらえるような、エキサイティングなプレーでプラスのインパクトを与えたい」と話す、183cm/90kgのファイター。世界屈指の『アグレッシブなスクラムハーフ』が織りなすラグビーに、心躍らせよう。
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ジャパンラグビー リーグワンは、ラグビー日本最高峰リーグです。 日本代表選手や海外のスター選手が数多く在籍し、世界トップレベルのラグビーをご覧いただけます。 ラグビーファンの方も、ラグビーの試合をまだ観たことのない方も、ラグビー観戦は決して難しいものではありません! 2024-25シーズンのスローガンは「Welcome to Rugby 世界最高峰の熱狂を一緒に楽しもう」。 お一人さまでも、ご家族・友人と一緒でも、それぞれの「リーグワン」をお楽しみください。スタジアムでお待ちしています!

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