<国内男子ゴルフ>日本共催のPGAツアーは来季「ベイカレントクラシック」として横浜CCで開催

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【会見に大西、松山、星野が列席©PGA TOUR 】

PGAツアーは、来季以降のJGTO共催&日本開催トーナメントの新スポンサーとして、株式会社ベイカレントと複数年契約を締結。
12月11日に記者会見を行い、大会名を「ベイカレントクラシック」として行うと発表した。

開催コースは、神奈川県横浜市の横浜カントリークラブに決定。
PGAツアーのフェデックスカップフォールのひとつに組み込まれるが、開催期間と賞金は今後発表される。

会見には、PGAツアー10勝を誇る松山英樹と、今季主戦場の欧州・DPワールドツアーを経て、来季PGAツアーの資格を獲得した星野陸也と、今季米二部コーンフェリーツアーから、来季PGAツアーに勝ち上がった大西魁斗が出席。

選手を代表してマイクを持った松山は、「日本でPGAツアーをやるというのは、これからゴルフを頑張っていこうとしているジュニアの子たちにも凄く影響があると思う。その中でもう1度勝ちたいっていう気持ちも強いですし、本当にうれしく思います」などと、新スポンサーへの感謝を述べた。

【©PGA TOUR 】

また、 新たに会場に決定した横浜カントリークラブについて、「グリーン周りに特徴があって、試合だと13、14フィートぐらいになると思う。傾斜が強くてカップを切れる位置があるのかな、と思いますが…」と苦笑交じりにコースの難易度を語りつつ、「それでも20アンダーくらいはいくんじゃないか。それがPGAツアーのレベルの高さ。PGAツアーの選手が来て日本のゴルフ場でやるということは、その差を感じられると思うので楽しみの一つ。そこに日本人選手代表としてぜひ勝てるように。2025年大会で勝つことが目標です」などと、意気込みを口にした。

初の日本開催として行われた第1回の2019年は、タイガー・ウッズが2位の松山に3打差をつけて史上最多の82勝を達成し、盛り上がった。

コロナ禍による翌2020年の米国開催を経て、2021年は松山が優勝。同年のマスターズトーナメントに続く通算7勝目をホームで飾るなど、今年までに6回を重ねてきた日本開催のPGAツアーは来季から、東京に本社を置く日本最大のビジネスコンサルティングファーム「株式会社ベイカレント」と共に、また新たな歴史を刻みだす。
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