U18日清食品 九州ブロックリーグ2024 女子 レポート 日本一を目標に細かいプレーにまで徹底した精華女子(福岡県)が全勝優勝
【©U18日清食品リーグ】
キャプテンを務める清藤優衣選手は「一試合一試合をしっかり戦い、すべての試合で圧倒して勝つことを目標にしていました。私たちは日本一を目指しているので、そういう戦い方をすることが日本一にも繋がるという意識で戦いました」と語ります。
目指すレベルが高いだけに、常に気を引き締めた戦いぶりが印象的でした。12月1日、最終戦となった熊本商業(熊本県)戦では、ティップオフから8分間で許した失点がフリースローによる1点のみ。それでも第1クォーターを37-5とした後、大上晴司ヘッドコーチから選手たちには厳しい声が投げ掛けられました。大量リードによりディフェンスの強度が落ち、リバウンドでも身体を張る姿勢に緩みが見えたことで、喝を入れられたのです。
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そんな戦いを8試合続ける中で、チームの自信は高まりました。留学生のアキンデーレ タイウォ・イダヤット選手は膝の大ケガから夏に復帰したばかりで、「U18日清食品 九州ブロックリーグ2024」の初戦ではチームと噛み合わずに苦戦しました。それでも選手同士でコミュニケーションを取り、いろんなメンバーを起用して戦い方のバリエーションを増やしながら、精華女子のバスケは形になっていきました。
また、ベンチや応援席にいるメンバーも自分たちのバスケを楽しみ、一生懸命に応援するのが精華女子のスタイルです。11月9日と10日、11月31日と12月1日の試合は、精華学園記念体育館が会場でした。すべての部員が、そして応援に駆け付けた保護者が、良いプレーには大いに盛り上がり、ミスがあっても励ましの声を送ります。「精華女子は、一人の成功をみんなで喜べるチームで、その強みがたくさん出せました」と清藤選手は笑顔で語りました。
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激しいディフェンスから速いオフェンスに持ち込み、その中で沖縄の選手らしい個人のスキルを織り込むのが県立石川のスタイルです。そんなプレーを展開しつつ、2年生の留学生プレーヤー、ボリー アイダ ラソウル選手との連携も高める、充実した大会となりました。
れいめいは2勝5敗と結果を残せませんでしたが、チャレンジャーとしてこの大会に臨み、全力で戦う姿勢を貫きました。松永真至人ヘッドコーチは「全国レベルの強豪と対戦する経験ができ、決めきる力、頭を働かせる力が着いて、チームとしてレベルアップできました」と語り、「この経験を本当の実力に繋げるために、練習をしっかりやっていきます」と続けました。
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U18日清食品 九州ブロックリーグ2024 女子 順位表
2位 5勝2敗 県立小林(宮崎県)
3位 5勝2敗 県立石川(沖縄県)
4位 3勝4敗 県立長崎西(長崎県)
5位 3勝4敗 明豊(大分県)
6位 2勝5敗 県立佐賀北(佐賀県)
7位 2勝5敗 れいめい(鹿児島県)
8位 1勝6敗 県立熊本商業(熊本県)
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