鳴門G1大渦大賞優勝戦 「気持ちがすべて」と語る中村晃朋がG1初Vに挑む!

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【(C)BOATRACE 中村晃朋】

ボートレース鳴門の「G1大渦大賞 開設71周年記念競走」は、8日が最終日。12R優勝戦に進出した6レーサーは次のとおりだ。(カッコ内は優勝略歴)

1号艇 河合佑樹(通算V31、SGV1、G1V1)
2号艇 上平真二(通算V74、G1V1)
3号艇 片岡雅裕(通算V32、SGV2、G1V1)
4号艇 中村晃朋(通算V11、G1V0)
5号艇 藤原碧生(通算V4、G1V0)
6号艇 田村隆信(通算V65、SGV3、G1V16)

ポイントは6号艇となった田村隆信のコース取り。今シリーズ4日目に6号艇で2コースを取り2着とすると、またまた6号艇となった5日目準優12Rは4コースまで回り込み、大接戦の末の追い上げ2着でファイナル進出を果たしている。これで田村は、3日連続の6号艇。ファンにとってはイメージが膨らみやすい優勝戦といってもいいだろう。進入は126/345をはじめ、1236/45や162/345など複数のパターンが想定される。

【(C)BOATRACE 中村晃朋】

その進入がどう転んでも、ダッシュとなりそうなのが中村晃朋(香川出身・香川支部33歳)【写真2枚】と藤原碧生。今年V4と大ブレークした岡山支部の藤原碧生はG1初優出、一方、今年2月丸亀の四国地区選手権で優出6着とした中村晃朋は2回目のG1ファイナル。中村と藤原の2人は、ともに記念初Vを賭けての戦いである。

「最終的には、モーターがどうのこうのではないと思います」。

常々こう語る中村晃朋は、結果をモーターのせいにすることを嫌うアスリート。すべてを自らの責任として受け入れる精神性の持ち主である。

4号艇ながら、たとえ5コースになろうとも、それは“取られた”のではなく、“選択した”ことになるのが中村晃朋の哲学。その能動的なレースに期待したい。
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