ボートレース下関（ナイター）の「G2第11回レディースチャレンジカップ」が19日に開幕する。出場するのは10月31日時点での今年の女子賞金ランキング上位21人（F休み等のレーサーは除く）。女子トップレーサーが集結して激しいV争いを繰り広げる。SGチャレンジカップと同時に開催される。

　レディースチャレンジカップ初日のメインカードは11Rのドリーム戦。選出順位上位6人が激突する【写真下の前列がG2ドリーム組で右から枠番順。後列はSGドリーム組】。

＜下関 初日 11R ドリーム戦＞
1枠 三浦　永理（静岡・静岡）1コース1着78%
2枠 細川　裕子（愛知・愛知）2コース1着22%
3枠 平山　智加（香川・香川）3コース1着0%
4枠 宇野　弥生（埼玉・愛知）4コース1着21%
5枠 西橋　奈未（石川・福井）5コース1着7%
6枠 藤原　菜希（大阪・東京）6コース1着7%
※()内は出身・支部
※コース別1着率は前期（今年5月～10月）

　1号艇は三浦永理（静岡出身・静岡支部41歳）【冒頭の写真】だ。10月31日時点での女子賞金ランキングは4位だったが、1位の遠藤エミがSGチャレンジカップ出場、2位の浜田亜理沙と3位の渡邉優美がF休みで選出除外のため、三浦が選出順位1位となってドリーム戦1号艇に入る。

　とはいえ三浦は今年の勝率が7.49で女子1位（※2位は浜田亜理沙で7.43。100走未満は除く）、今年の1着は93本で女子1位（※2位は浜田亜理沙で84本）、今年の優出は18回で女子1位（※2位は藤原菜希で13回）、今年の優勝は4回で女子1位タイ（※遠藤エミと守屋美穂も4回）など、あらゆる部門で女子トップの成績をマーク。一年を通して最も強さが光った女子レーサーといえるだろう。

　三浦の前期1コースは36戦28勝で1着率78％というさすがの成績。女子戦に限れば現在1コース11連勝中だ。ドリーム戦1号艇でしっかり勝ち切ってV争いを優位に進めたい。

　展開のカギを握るのは4号艇の宇野弥生【写真上】か。前期4コースは24戦5勝で1着率21％。この24走の平均STが驚異のコンマ10で、ゼロ台スタートが10本を数える。宇野がカドから先手を奪って自在に攻め込んでくる可能性大か。

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