【BOATRACE】多摩川準優で波乱演出の刑部亜里紗と清水愛海がデビュー初Vめざす

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 ボートレース多摩川での「ヴィーナスシリーズ第17戦是政プリンセスカップ」(11月13日~18日開催)は17日、準優の5日目が終了。18日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<多摩川 最終日 12R 優勝戦>
1枠 小野 生奈(福岡・福岡)優出110回目 22V
2枠 勝浦 真帆(岡山・岡山)優出12回目 1V
3枠 刑部亜里紗(静岡・静岡)優出6回目 0V
4枠 倉持 莉々(茨城・東京)優出21回目 3V
5枠 清水 愛海(山口・山口)優出7回目 0V
6枠 永井 聖美(愛知・東京)優出116回目 20V
※()内は出身・支部の順

 予選トップ通過だった守屋美穂が準優12Rで3着に終わって、まさかの敗退。予選2位だった小野生奈がポールポジションを手にした。9月の常滑ヴィーナスシリーズに続く今年2回目の優勝をめざす。

 準優12Rで波乱を巻き起こしたのは登録5000番台の2人、5205番で129期の刑部亜里紗(静岡出身・静岡支部27歳)【冒頭の写真】と、5163番で127期の清水愛海(山口出身・山口支部24歳)【写真下】だ。その準優では清水が3コースから守屋美穂をまくって1マークを先マイし、刑部が4コースから展開を突いてまくり差し。若手2人の勢いが守屋をのみ込んだ。

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 刑部はこれが今年5回目・通算6回目の優出。今節を含め全6回の優出のうち5回(三国3回、桐生1回、多摩川1回)は淡水のレース場でマークしており、今節も淡水巧者ぶりを見せてきた格好だ。2021年11月のデビューから約3年、初優勝をめざして3号艇で登場する。今年に入って8月の丸亀ヴィーナスシリーズで森下愛梨(120期)、同じく8月の浜名湖オールレディースで川井萌(127期)と静岡支部の若手勢が次々と初Vを飾っているだけに、刑部もこの流れに続きたいところだ。

 清水はこれが今年2回目・通算7回目の優出。これまで全6回の優出は海水4回、汽水2回となっており、淡水では初優出となった。今節手にしたモーター51号機は2連対率5位で、5月のSGボートレースオールスターで森高一真が優出3着に入った注目機。清水は3・2・5・2・2・1・2・1・2着で3日目からオール2連対と充実のパワーを見せてきた。2020年11月のデビューから約4年、初Vのチャンスは十分だろう。

 これまで登録5000番台で優勝している女子レーサーは5人(7件)。刑部と清水が6人目をめざしてどんな走りを見せるのか楽しみだ。

【登録5000番台の女子レーサー優勝歴】
・5088 高憧 四季 2023年3月 下関ヴィーナスシリーズ
・5013 山下 夏鈴 2023年5月 唐津オールレディース
・5056 西岡 成美 2023年6月 鳴門男女ダブル戦
・5057 上田 紗奈 2023年8月 蒲郡男女ダブル戦
・5013 山下 夏鈴 2024年5月 びわこヴィーナスシリーズ
・5174 川井  萌 2024年8月 浜名湖オールレディース
・5088 高憧 四季 2024年11月 常滑一般戦

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