【U18日清食品トップリーグ2024 (女子) 大会レポート】「課題もいろいろ見えたけれど、すごく自信がついた」 慶誠 #0 ロー ジョバ
【©U18日清食品リーグ】
試合が動いたのは第2クォーターです。京都両洋は#14 ヴィクトリア ウビ オコイ選手(2年/187cm)がバンクショットで先制点を挙げたものの、その後はターンオーバーやシュートミスが続いて得点が伸び悩みました。その間、慶誠はジョバ選手が巧みなドライブで得点を重ね、#1 陽本麻生選手(2年/170cm)のジャンプシュートや#12岸希選手(3年/161cm)のレイアップシュートが続きます。みるみるリードを拡大し、このクォーターの終盤には46-26と大きく20点差を付けました。
京都両洋はこの苦しい場面、#9 岡田彩葉選手(3年/162cm)の連続得点で追いすがったものの、15点ビハインドで前半終了。後半に入っても、木谷選手らが果敢に攻めて反撃を図りますが、慶誠は岸選手が次々に3ポイントシュートを決めるなど流れを渡しません。結局、さらにリードを広げた慶誠が、93-57で快勝を収めました。
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周りの選手たちが攻め気を見せると、ジョバ選手も厳しいマークが分散し、ますます止め難いスコアラーとして輝きを増します。セネガルにいた頃は2〜4番ポジションだったというジョバ選手は、巧みな技術を持つオールラウンダー。さらには自身で「ディフェンスが何人いるのか、右と左どちらに付いているのか、よく見て考えながらプレーしています」と語るように、クレバーな状況判断も持ち味です。昨年は膝の前十字じん帯断裂のケガに苦しみましたが、このU18日清食品トップリーグ2024では見事なカムバックを見せ、確かな手応えをこう口にします。
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ちなみに、来日3年目ながら日本語での受け答えも完璧。そのことに触れると「とんでもないです!」と謙遜していました。日本語の習得は「学校の授業もそうですが、一番は友達と話すことです。あと映画も好きなので、日本の映画やドラマを見て、フランス語の字幕をつけたりして勉強しました」とのこと。チームに溶け込み、同世代の留学生の中でも卓越したスコアリング能力を発揮する彼女の活躍に、これからも注目したいところです。
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