丸亀・京極賞準優11R シリーズリーダーはG1初Vに賭ける吉田裕平

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【(C)BOATRACE 吉田裕平】

ボートレース丸亀(ナイター)の「G1京極賞 開設72周年記念競走」は、きょう13日が開催5日目。9Rから11Rで準優勝戦が行われる。

激戦となったこのシリーズで、予選得点率1位となったのは吉田裕平(愛知出身・愛知支部27歳)【写真2枚】。2位の末永和也同様、オール3連対で予選を走り切っている。

【(C)BOATRACE 吉田裕平】

「自分好みのターン足です。グリップしながら加速していく感じ…」と語ったのは、1コースからの逃げを決めた初日5R後のこと。以降もレース足を生かした戦いを演じる中、予選最終競走となった4日目6Rでは3コースまくりを決め、シリーズリーダーの座を射止めている。まさに、ファンが口々に語る「赤の吉田裕平」の面目躍如であった。2023年11月1日~2024年10月31日までの3コース1着率が34.2%と極めて高いことをファンは感覚的に知っているのだ。

【(C)BOATRACE】

「レースは身体が自然に反応するもので作戦とかはありません…」と本人は言うが、攻める気持ちが根底にあるのは事実。人の動きや展開を読むというのではなく、自分から動く「能動性」が吉田裕平のレースの基本だ。
その結果としてあるのが、1コース1着率84.9%(上記と同期間)という数字。プロセスが先で結果は後からついてくることを体現する吉田裕平に対し、先走ってG1初優勝という「結果」を求めてはならないだろう。まずは丸亀の準優勝戦11R(上図参照)に注目したい。
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