【BOATRACE】丸亀G1京極賞 峰竜太が大整備実りDR快勝、毒島誠は乗り心地が課題

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 ボートレース丸亀(ナイター)の「G1京極賞 開設72周年記念競走」(優勝賞金1200万円)は9日、初日を終了。さすがにG1レベルになると、パワーアップへ初動が早い。さっそく整備室が慌ただしくなった中に、峰竜太(佐賀出身・佐賀支部39歳)【冒頭の写真】の姿があった。

 前検の状態では不安があると判断し、峰はセット交換(キャリアボデー、シリンダ、ピストンリング4本、ピストン2個)を即決。迎えた初日の「京極ドリーム」は枠なり3対3の1コースから、コンマ09のスタートで先制に成功した。ピットに戻った峰は開口一番「出てます。出足がかなりいい」と満足そう。プロペラ調整をさらに進めれば、独壇場になりそうな気配さえ漂う。2日目は6R6号艇、11R3号艇に登場。特に前半レースは進入から注目したい。

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 2日目「ブルーナイタードリーム」の1号艇に組まれた毒島誠(群馬出身・群馬支部40歳)【写真上】は、初日6Rで4コースから差し切り勝ち。後半11Rは全艇がコンマ05以内の隊形での5コースから、回転が上がりすぎていたのかスムーズさを欠き5着だった。だが、前半の雰囲気なら上位クラスと呼べる。毒島本人も「丸亀は大好きです。ただスタートがすごく速い。前半は歯を食いしばってスタートを行きました(コンマ07)。出足は普通を超えました。ただ潮が高いせいか曲がらない(苦笑)。ハンドルの切り方を変えて対応しました」と振り返った。その課題はプロペラ調整で対応していく方針だ。

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 今節にかける意気込みなら、賞金ランキング20位で上をめざす地元の雄・森高一真(香川出身・香川支部46歳)【写真上】が断然だろう。絶好枠に組まれた初日10Rは逃げ速攻で他艇を圧倒。前半の4Rはまくられながら冷静な2コース差しで2着に踏ん張った。後半を終えた森高は「モーター自体はしっかりしています。回転も上がっているしパワーも感じます。プロペラだけしっかり合わせていきます」とファンに力強く語った。2日目はドリーム戦5号艇。たっぷりある時間で、コンディションを見極めながら仕上げていく。

 2日目の注目は毒島と森高が出走する12R「ブルーナイタードリーム」。メンバーと今年の獲得賞金最新順位は次のとおり。

<丸亀 2日目 12R ブルーナイターDR>
1枠 毒島  誠(群馬・群馬)賞金 2位
2枠 瓜生 正義(福岡・福岡)賞金 17位
3枠 菊地 孝平(岩手・静岡)賞金 7位
4枠 丸野 一樹(京都・滋賀)賞金 18位
5枠 森高 一真(香川・香川)賞金 20位
6枠 平本 真之(愛知・愛知)賞金 6位
※()内は出身・支部の順

 毒島誠の課題は乗り心地で、調整力を考えれば克服してくるとみた。1コースからの速攻が基本線になる。攻め手の筆頭は菊地孝平、ただ実戦気配はもう少し。丸野一樹は初日走る前に大整備をしたが、パワーは弱め。毒島の相手はレース足上位の森高一真と平本真之の2人か。

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