【BOATRACE】「シリーズリーダー!」と吉田拡郎が好気合 毒島誠は1号艇12Rが視界不良で中止に 多摩川G1

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 ボートレース多摩川では11月2日に「G1ウェイキーカップ 開設70周年記念」の予選3日目が開催された。この日は12Rが荒天による視界不良で中止打ち切りとなるアクシデント。降雨と日没時間の関係で、水面が暗くなってしまった。

 ここまで好調の流れで来ていた毒島誠(群馬出身・群馬支部40歳)【写真下】が、この12Rで出走するはずだった。何とも不運なことに、得点源になるはずの1号艇のレースが中止となり、絶好枠を未消化のまま予選最終日の4日目を迎えることになった。現在の毒島の得点率ランクは着位差込みで2位。4日目は7R5号艇での1走勝負。この枠からの1走でトップに立つのは難関に違いないが、可能性は残されている。

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 得点率トップに立っているのは吉田拡郎(岡山出身・岡山支部42歳)【冒頭の写真】。3日目9Rの1号艇では2号艇に峰竜太、4号艇に池田浩二とボート界屈指の巧腕レーサーを見事完封して逃げ切り勝ち。今節3勝目をマークした。勝利後は「いいモーターですね。ここまできたらシリーズリーダーをめざして精いっぱい頑張ります」と予選ファイナルデーに気合を入れる。4日目は9R4号艇で、今節得点率39位タイと振るわない1号艇の遠藤エミにアタック。見事トップ通過を決めるか注目したい。

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 毒島誠と得点率では並び、着位差で3位にいるのがヤング世代の気鋭・末永和也(佐賀出身・佐賀支部25歳)【写真上】。3日目10Rでは4カドまくり一撃で1分46秒5という多摩川現行モーターのレコードタイムをマーク。「出足からのつながりがすごく良くて、久しぶりにこんないい出足をしていると、前検から思っていました。(今までの)多摩川で一番いいと思うので、頑張りたいです」とレース後に話していた。

 末永の多摩川というと、2022年の当地PG1ヤングダービーが思い出される。優勝戦に3号艇で進出し、3コース差し中団。そこから逃げて先頭を走る近江翔吾を猛追し、懸命に追ってもう一歩という最終ターンで、まさかの振り込み失速となり6着。レース後に号泣した苦い思い出がある。その翌年に当地一般戦で優勝しているが、今節は当時の借りをさらに返すチャンス。4日目は5R6号艇と12R2号艇の2回乗りだ。

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