【BOATRACE】4期連続A1級キープへ前田翔が瀬戸際から連勝! 蒲郡

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 ボートレース蒲郡(ナイター)の「日刊ゲンダイWEB開設記念 蒲郡トトまるナイト特別」は29日、開催2日目が行われる。今シリーズは4日間の短期決戦。予選はきょう2日目10Rまでで、得点率上位18人による準優勝戦が30日の3日目に実施される。

 初日を振り返ると、北西からの右横風2メートルで始まった。11・12Rは北東に方角を変え、追い風2~3メートルのコンディションだった。決まり手は、開幕カードから逃げが5連発。トータルでは逃げが10本も決まった。それ以外はまくり差しと抜きが1本ずつ。配当面では2・6Rで3連単万舟券が飛び出した。

 初日は前田翔と楠原正剛が連勝の滑り出し。いずれも級別審査の勝負駆けレーサーだった。6Rで3コースまくり差し、さらに12Rドリーム戦を逃げ切った前田翔(愛知出身・愛知支部24歳)【冒頭の写真】は「前検でもらった時の方が足は良かったけれど、ターン回りに寄せました。伸びはなくなったけど、(A1勝負を考えると)こっちの方がいいですね。今度はこのターン回りを落とさずに、伸びをつけようとプロペラをやってみます」と話した。

 前田は来期適用勝率6.08で前検入りし、4期連続A1級キープに黄信号がともっていたが、初日の連勝で6.16まで浮上。A1級審査のボーダー勝率に急接近してきた。今期残りの3日間に全力を尽くすのみ。また、今節の得点率の方は11.50で1位。予選ラスト走は3R5枠から得点率トップの座を守る走りに期待だ。

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 楠原正剛(福岡出身・福岡支部38歳)【写真上】は4Rで逃げ、10Rは1マークまくりからの2マーク差し返しで連勝。「伸びは豊田(健士郎)選手の方がいいけれど、ピット離れや手前系はいいと思う。ただ、2日目は気温が大きく下がるのでどうなりますかね?」と翌日の天候を気にしていた。

 楠原も来期適用勝率が5.35から5.41まで上昇し、A2級審査のボーダー勝率へ近づいてきた。予選ラスト走は4R6枠だが、外コースからでも展開を突けるレース足は十分にある。

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 初日に2着以上を2本ゲットしたのが、抹香雄三、豊田健士郎(三重出身・三重支部28歳)【写真上】、松本庸平、藤田浩人の4人。前記の楠原と前田の逃げにそれぞれ迫った豊田は「前検はプロペラをしなかったけれど、初日に前節(津)の形にたたきました。行き足や直線がまずまずだったし、反応がありました」と2連対率31.0%という59号機の力を水準以上に引き出している。来期適用勝率7.09と今節トップの豊田健士郎が、予選ラスト走の7R進入固定戦を3コースからスピードターンで魅了するか。
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