9、10月度「スカパー!サヨナラ賞」受賞者決定
【©NPB】
受賞選手には、スカパーJSAT株式会社より賞金30万円とトロフィーが贈られます。
【セ・リーグ】オコエ 瑠偉(読売ジャイアンツ) 初受賞
【オコエ瑠偉選手】
読売は、初回に先制点を許すも、6回裏に丸選手が本塁打を放ち、同点に追いつく。その後8回表に佐野選手に適時打を許し勝ち越されるも、9回裏、二死一、二塁から代打・中山選手が適時打を放ち、土壇場で再度同点に追いつく。延長戦では両軍の救援陣が好投を見せ、同点のまま迎えた延長12回裏、マウンドには横浜DeNAの佐々木投手。サヨナラ勝利を掴むために、まずは走者を出したい攻撃であったが、5球で簡単に二死となってしまい、引き分け濃厚の雰囲気が漂うこの場面で打席に立ったのは途中出場のオコエ選手。初球の真ん中に入った直球を豪快に振り抜くと、打球はファンの待つ左中間席へ飛び込む劇的な逆転サヨナラ本塁打となった。オコエ選手はプロ入り初のサヨナラ本塁打、4時間41分にも及ぶ激闘に終止符を打つ一打は、チームを4年ぶりの優勝へ大きく勢いづけた。
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【パ・リーグ】柳町 達(福岡ソフトバンクホークス) 初受賞
【柳町達選手】
福岡ソフトバンクはこの試合、先発・モイネロ投手が6回7奪三振2失点と試合を作るも、打線が振るわず6回まで無得点に沈む。7回裏、山川選手の本塁打で反撃ののろしを上げると、8回表に登板した杉山投手、9回表に登板した尾形投手が無失点に抑え、良い流れを作り9回の攻撃に繋げた。
迎えた9回裏、東北楽天のマウンドには守護神の則本投手。1点を追う福岡ソフトバンクは先頭の今宮選手が右安打を放つと、栗原選手の犠打、山川選手の四球(申告敬遠)でサヨナラの好機を作る。しかし後続が続かず、二死一、二塁とあとアウト1つで試合終了となる場面で、代打・柳町選手を打席に送る。カウント1ボール2ストライクからファウルで粘り、迎えた5球目、高めの直球を見事に捉えると打球は左翼手の頭を越える代打逆転サヨナラ2点三塁打となった。自身2度目となるサヨナラ打で、チームを4年ぶりのリーグ優勝へ大きく前進させた。
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