9、10月度「大樹生命月間MVP賞」受賞者決定
【©NPB】
【セ・リーグ投手部門】吉村 貢司郎(東京ヤクルトスワローズ) 初受賞
【吉村貢司郎投手】
吉村投手は、5試合に先発登板し、34.2回を投げ、リーグトップの4勝、リーグ2位の防御率1.04の好成績を記録。9月4日・読売21回戦で、125球の力投を見せ、プロ入り初の完封勝利で約2ヶ月半ぶりの勝ち星となる6勝目を挙げた。11日・中日22回戦では6回1失点、19日・広島東洋20回戦は5回1失点の好投、26日・広島東洋22回戦でも7回途中3失点と粘りの投球を見せ、4連勝を記録。シーズンを通して先発ローテーション投手として活躍した右腕はチームトップタイの9勝を記録する活躍を見せた。
投手部門での東京ヤクルトからの受賞は、2022年6月度受賞の小川泰弘投手以来。
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【セ・リーグ打者部門】岡本 和真(読売ジャイアンツ) 3度目
【岡本和真選手】
岡本選手は、全25試合に四番打者として出場、打率.351(リーグ4位)、6本塁打(リーグ2位タイ)、18打点(リーグ3位)、出塁率.427(リーグトップ)と各打撃部門で好成績を記録。9月15日・中日23回戦で勝ち越し本塁打を放つと、翌16日・中日24回戦でも先制点となる2試合連続本塁打、19日・横浜DeNA22回戦、20日・広島東洋23回戦でも2試合連続本塁打を放つなど優勝争いが白熱する終盤に大活躍。この5試合で4本塁打を記録し、チームを勢いづけると、28日・広島東洋25回戦では決勝点となる勝ち越し適時二塁打を放ち、勝利に貢献。この試合でチームは4年ぶりの優勝を飾った。今季は全試合に4番打者として出場、リーグ2位の27本塁打、83打点を記録した主砲が、9、10月の最終盤においてもチームを優勝に導く活躍を見せた。
打者部門での読売からの受賞は、自身が受賞した昨年6月度以来。
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【パ・リーグ投手部門】伊藤 大海(北海道日本ハムファイターズ) 2度目
【伊藤大海投手】
9月3日・福岡ソフトバンク20回戦で7回5安打3失点の好投で白星を挙げると、10日・埼玉西武21回戦では4安打無失点10奪三振に抑える好投で完封勝利を記録。この日、伊藤投手は初回1死から三塁打を浴びるも、後続を2者連続三振に抑えピンチを脱した。その後は単打を浴びるも冷静に打ち取り、今シーズン3回目の完封勝利を手にした。続く18日・福岡ソフトバンク23回戦でも9回を無失点に抑え、2試合連続の完封勝利を達成。26日・東北楽天23回戦では1失点完投勝利で9、10月度4勝を記録。公式戦最終登板となった10月8日・東北楽天25回戦では、7回2失点で黒星となり連勝記録を伸ばすことができなかったが、シーズンを通しエースとしてチームをけん引し、最多勝(タイ)、勝率第一位のタイトルを獲得。6年ぶりのAクラス・初のエスコンフィールドでのCS開催に大きく貢献した。
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【パ・リーグ打者部門】栗原 陵矢(福岡ソフトバンクホークス) 2度目
【栗原陵矢選手】
9、10月度は全試合に3番打者としてスタメン出場し、26試合中21試合で安打(うち12試合でマルチ安打)、15試合で打点を記録するなど、主軸として打線をけん引。10月3日・東北楽天25回戦では、1948年に笠原和夫氏(南海)が記録した、シーズン40二塁打の球団タイ記録に並ぶ、2本の二塁打を放った。また、月間9本の殊勲打(先制打8、同点打1)を放つなど、重要な局面での一打が目立ち、持ち前の勝負強さでチームを4年ぶり20度目のパ・リーグ優勝に導いた。
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