ThreeBond Racing予選/決勝レースレポート【全日本スーパーフォーミュラ選手権 第6戦、第7戦富士大会】
流れを変えたい2連戦
【ThreeBond Racing】
11日(金)に行われたフリー走行で、三宅選手はこれまで感じていたブレーキング時の不安定感が弱まり、ステアリングに手応えが出るなど好感触を得た。この結果を基にチームはさらに踏み込んでセッティングを進めたが、その結果、右側のフロアが路面に接触して破損してしまう。このトラブルの影響でペースが上がらず、タイムは出走21台中20番手に終わった。チームは踏み込みすぎたセッティングを元に戻して、12日(土)の公式予選に臨む決断を下した。
僅かに届かなかった公式予選Q2進出
#12 三宅淳詞選手 【ThreeBond Racing】
3周にわたってウォームアップを行った三宅選手は、タイムアタックに入り、1分22秒875を記録した。このタイムは記録時点ではトップだったが、公式予選Q1終了までにタイムを更新する選手が続々と現れ、結果は7番手で公式予選Q1を終えた。公式予選Q2は公式予選Q1上位6位までが進出できるため、惜しくも公式予選Q2への進出は逃したが、6番手の選手とのタイム差は僅か0秒216だった。決勝レースのスターティンググリッドは2024シーズン最上位の14番手となり、良い流れで午後の決勝レースに臨むことになった。
2024シーズン最上位フィニッシュに期待がかかった決勝レース
【ThreeBond Racing】
フォーメーションラップ後、10番手スタートの55号車がピットスタートとなり、三宅選手は実質13番手からスタートを切った。スタート直後、38号車にトラブルが発生し加速できなかったことで、三宅選手は12番手で第1コーナーに進入したが、慎重なライン取りをした結果、後方車両にオーバーテイクされ、オープニングラップを15番手で終えた。しかし2周目に入るストレートで1台を抜き返し、3周目に入るストレートではオーバーテイクシステムを使って1台をオーバーテイクし順位を13番手に上げた。
その後三宅選手は13番手を守ってレース序盤を戦い、タイヤ交換義務を果たすため規則で定められた最低周回数の10周を走るとピットイン、タイヤ交換を行ってレースに復帰した。この時点で見かけ上の順位は18番手に下がったが、その後他車もタイヤ交換のピットインを始めると共に順位を回復、全車がピット作業を終えた28周目には13番手までポジションを戻した。
10周の段階でタイヤ交換を行った結果、タイヤ消耗が進んだこともあり、三宅選手はポジションを守ってレースを完走するための走りに切り替えた。しかしレース終盤、後方から20号車の猛追にあい、ゴール直前にオーバーテイクされ、14位でチェッカーフラッグを受けた。14位は2024シーズン開幕戦鈴鹿大会以来の最高位タイであった。
第7戦 : 高い公式予選Q1突破の壁
【ThreeBond Racing】
アクシデントに見舞われた決勝レース
【ThreeBond Racing】
ドライバー:三宅淳詞 コメント
【ThreeBond Racing】
監督:道上龍 コメント
【ThreeBond Racing】
アドバイザー:塚越広大 コメント
【ThreeBond Racing】
チーフエンジニア:新井凌 コメント
【ThreeBond Racing】
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