San-Ei Gen with B-Max予選/決勝レースレポート【全日本スーパーフォーミュラ選手権 第6戦、第7戦富士大会】
波乱続きのレースを粘り強く走り、ポイントを獲得
【San-Ei Gen with B-Max】
今シーズンも終盤を迎えましたが、今回の富士大会、11月の鈴鹿大会は2レース制のため、全9戦中4戦を残しています。残るレースで上位入賞を果たすべく、7月の富士から車両の仕様を見直し、準備を整えて富士スピードウェイ入りしました。
第6戦予選 / 連続してアタックを行うもQ2進出ならず
#50 木村偉織選手 【San-Ei Gen with B-Max】
第6戦決勝 / 無念のスローダウンで今シーズン初のリタイアに
【San-Ei Gen with B-Max】
レースが折り返しを過ぎた22周目、タイヤ交換のためにピットイン。クルーは素早い作業で、木村選手をコースに送り出しました。しかし、これから追い上げを図ろうとした矢先の25周目、1コーナーの進入で突然ギヤを落とすことができなくなり、無念のスローダウン。そのまま、ゆっくりとダンロップコーナーの先まで走り、コースサイドにクルマを停めました。この日は綾瀬市の橘川市長も応援に駆けつけていたため、最後まで走って結果を残したいところでしたが、今シーズン初のリタイアとなってしまいました。
綾瀬市の橘川市長も応援に駆けつけた 【San-Ei Gen with B-Max】
第7戦予選 / 100分の5秒という僅差でQ2進出を逃す
【San-Ei Gen with B-Max】
第7戦決勝 / ペナルティを課せられるもポイントを獲得
【San-Ei Gen with B-Max】
【San-Ei Gen with B-Max】
【San-Ei Gen with B-Max】
チーム監督 : 本山哲コメント
ただ、リザルトを残すという最も重要な点については、まだまだ不十分ですので、そこは真摯に反省しなければなりません。次の鈴鹿では、チーム、クルマ、ドライバーのすべてがベストを尽くして、シーズンの締め括りにふさわしいレースをしたいと思います。
チーフエンジニア : 宮田雅史コメント
とはいえ、結果として予選はQ2進出まで、クルマもドライバーもあと一歩足りませんでした。決勝はトラブルや接触はありましたが、ペースとしては悪くなかったと思います。荒れたレース展開に助けられてポイントを獲得することができましたので、この流れでシーズン最後の鈴鹿は、良い形で締め括りたいと思います。
ドライバー : 木村偉織選手コメント
【San-Ei Gen with B-Max】
第7戦で接触してしまった三宅選手とスリーボンドレーシングには大変申し訳なく思っています。ただ、その後は自分自身の速さと強さをしっかり見せることができ、結果的にポイントも取ることもできました。今シーズンでは最も内容のあるレースだったと思います。
次の鈴鹿は、デビュー戦でQ2進出を果たしたサーキットですし、自分も経験を重ねて成長しているという自信もあります。クルマのパフォーマンスも向上していますので、それらを必ず結果に繋げたいと思います。
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