【BOATRACE】遠藤エミが初日龍神ドリームを逃げ快勝! びわこ秩父宮妃記念杯

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 ボートレースびわこの「G2第68回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」(優勝賞金490万円)は15日、初日を終了。4Rから緩めの追い風(1~3メートル)が吹く中、12R「龍神ドリーム」は1号艇の遠藤エミ(滋賀出身・滋賀支部36歳)【冒頭の写真】が、ほぼ同体のスリット隊形から逃げ切り快勝。2着は1番差しの吉田拡郎、3着は2番差しの中島孝平で3連単1-2-4は1030円の2番人気。

 勝った遠藤は「追い風が強くなりすぎて、ためていったら全然届かなかったですね(コンマ18)。いい調整はできました。1マークは少し落としすぎたけれど反応が良かった。試運転でも伸びで分がいいです。課題は2日目のコンディションに合わせることですね」。

 遠藤の2日目は4R6号艇、9R3号艇の2回乗り。特に前半の外枠を克服できるかどうかでシリーズの見通しが立つか。今週いっぱいは気温が乱高下しそうな予報も出ており、遠藤に限らずその日の調整にしっかり合わせられるか、が今後の結果に影響しそうだ。

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 今節はなんと追加配分で選手代表を務めるのが、現時点で賞金ランクトップの“最強支部長”馬場貴也(京都出身・滋賀支部40歳)【写真上】。遠藤に負けず劣らずコース不問のハンドリングで初日連勝をマーク。前検日の整備(シリンダケース交換)が吉と出た。

 馬場の初日前半5Rは2コースから伸びて1コースの藤田浩人にプレッシャーをかけ、地元らしい乗りこなしで全速旋回。続く2マークで藤田を回し、冷静に差し切った。後半11Rも差し切り勝ち。「1マーク回った時の足は良かったと思います。4コースから最内を差してうまくとらえられましたね。少し回転のずれはありましたが、レースにいくと感じがいいのかな。こっそりと(笑い)一日一日いいレースができるように頑張ります」と、にこやかに抱負を語った。2日目の出番は12R「龍王ドリーム」6号艇。ここで舟券に絡めば、胸を張って本格化といえる。

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 遠征陣で気を吐いたのは、2020年の第64回秩父宮妃記念杯覇者でもある大上卓人(広島出身・広島支部34歳)【写真上】。オープニングの1Rを逃げ切ると、後半10Rは3コースから鮮やかなまくり差しで連勝。水面相性の良さは今節も健在だ。「後半はスムーズに差せましたね。体感を合わせる程度の微調整。しっかりターンできるのでいいと思います。」。大上も馬場と同じく、2日目は「龍王ドリーム」に5号艇で登場する。

 2日目の注目は、馬場と大上が出走する12Rだ。

<びわこ 2日目 12R 龍王ドリーム>
1枠 片岡 雅裕(高知・香川)  
2枠 深井 利寿(滋賀・滋賀)       
3枠 深谷 知博(静岡・静岡)       
4枠 井口 佳典(三重・三重)       
5枠 大上 卓人(広島・広島)       
6枠 馬場 貴也(京都・滋賀)
※()内は出身・支部の順

 土屋智則の病気帰郷で1号艇が回ってきた片岡雅裕だが、気配は平凡。初日後半に良化の兆しがあった深井利寿の先攻めは十分。深谷知博も的確にさばいて2マーク勝負に持ち込める。そして最も注目すべきは大外枠の馬場貴也。内寄りで競りになると、鋭角の差しでバック先頭争いまで可能だ。
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