JLPGAツアー2024シーズン第31戦『富士通レディース2024』（賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円）が10月11日、千葉県千葉市・東急セブンハンドレッドクラブ西コース（6,697ヤード/パー72）で開幕する。8日は本戦への出場権をかけた主催者推薦選考会が、同会場の東コース（6,659ヤード、パー72）で行われた。

　プロ、アマチュア合計32人が出場し、上位13人（プロ9人、アマ3人）が本戦の出場権を獲得した。4アンダーをマークしたアマチュアの桑村美穂（日本ウェルネススポーツ大学1年）がトップ通過を果たした。1打差3アンダーの2位タイには、岡山絵里、安田彩乃、小野祐夢、今年の日本女子オープンでローアマチュアを獲得した岩永杏奈（大阪桐蔭高等学校1年）の4人が入った。

≪上位選手コメント≫
桑村 美穂（1位：-4）※アマチュア
　「きょうは調子がいいという感じでもなかったのですが、結果的に4アンダーで回れて通過することができました。パッティングが結構入って、パーパットも確実に決めることができたので、そこはよかったです。本戦では、ティーショットの精度を上げて、安定したスコアを出したい。予選通過は第一条件で、ロゥエストアマチュアを獲りたいですし、今月末に最終プロテストもあるので、そこに向けていい経験ができればｰ」

岡山 絵里（2位：-3）
　「先週の金曜日、父に（本大会が）欠場になっていると聞いて、急遽出場させていただきました。通過できてよかった。（本戦に向けて）あす練習ラウンドをして、ラフがどうなのかと、他にも課題が出てくるかなと思います。最終（18番）ホールはバンカーに入れないように気をつけたい。昨年のQTからフェードに変えたことが大きくて、調子が上がってきているし、体の調子もいい。最低でも予選を通過して、シードを決められるように頑張ります」

岩永 杏奈（2位：-3）※アマチュア
　「きょうは5バーディー、2ボギーでした。ショットは結構チャンスについていたんですけど、パッティングが入らなかったです。ショットは日本女子オープンから好調をキープしています。西コースは回ったことがないので、あす練習ラウンドで確認します。日本女子オープンでローアマチュアを獲れたので、本大会でも目指したい」