<重賞レース分析>3歳ダート三冠競走最終戦・ジャパンダートクラシックは、枠順や前走の内容が重要!
ここではジャパンダートクラシック過去10年の結果から、レースの傾向を分析する。
レース情報
第26回ジャパンダートクラシック(JpnI)
発走日程:2024年10月2日(水)20:05発走
距離:2,000m
第25回優勝馬:ミックファイア号 【東京シティ競馬】
■超人気薄の馬が好走を果たした例は多くない
【単勝人気順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■「JRA」勢が中心
【所属別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■内寄りの枠に入った馬は不振
【枠番別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
なお、第22回(令和2年)以降の過去4年に限ると、1~3枠の馬は[0-0-0-13](3着内率0.0%)、4~7枠の馬は[2-1-4-23](3着内率23.3%)、「8枠」の馬は[2-3-0-3](3着内率62.5%)である。内寄りの枠に入った馬は割り引きが必要だ。
■前走の着順が良い馬ほど信頼できる
【前走の着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
なお、第23回(令和3年)以降の過去3年に限ると、2着以内の馬は[3-3-3-13](3着内率40.9%)、3着以下の馬は[0-0-0-16](3着内率0.0%)である。大敗を喫した直後の馬は、思い切って評価を下げるべきかもしれない。
■前走の距離が明暗を分けるかも
【前走の距離別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■前走の人気も見逃せないポイント
【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)※「記録なし」は前走が国外の競走だった馬 【東京シティ競馬】
■近年は前走で先行していた馬が好成績
【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
ただし、第23回(令和3年)以降の過去3年に限ると、「1番手」の馬は[2-1-2-3](3着内率62.5%)、2~3番手の馬は[1-1-1-4](3着内率42.9%)、4~5番手の馬は[0-1-0-3](3着内率25.0%)、6番手以下の馬は[0-0-0-18](3着内率0.0%)、「記録なし」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)である。前走で先行していなかった馬は、苦戦する可能性が高いと見るべきかもしれない。
■JRAの上級条件で好走経験がある馬は堅実
【“JRAの、2勝クラス以上のレース”における最高着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
なお、第23回(令和3年)以降の過去3年に限ると、2着以内の馬は[1-2-2-7](3着内率41.7%)、3着以下の馬は[0-0-1-4](3着内率20.0%)、「出走なし」の馬は[2-1-0-18](3着内率14.3%)である。JRAの上級条件で善戦したことのある馬は、相応に高く評価するべきだろう。
TCKホームページではより詳しいデータや過去全年の傾向も公開している。
<伊吹雅也>
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