「選手としてだけでなく、人として大きくなっていきたい」選手会長・周東佑京が噛み締めた前任・今宮健太からの格言

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福岡ソフトバンクホークス・周東佑京選手(左)有原航平投手(中)栗原陵矢選手(右) 【ⓒパーソル パ・リーグTV】

優勝に大きく貢献。若鷹軍団の中心選手3名の心境は

 4年ぶりにパーソル パ・リーグ優勝を果たした福岡ソフトバンクの優勝記者会見に、選手会長の周東佑京選手、栗原陵矢選手、有原航平投手が登壇した。

 本日の試合でも勝ち越し打を放ち、今季は打での貢献も目立った周東選手は、今の心境を「素直にうれしいです」と話す。選手会長という肩書きを新たに持って迎えた今シーズン。「前任の今宮健太さんから、“人間として大人になる”ということを口酸っぱく言われていたので、選手としてだけでなく、人として大きくなっていきたいという思いでシーズンを過ごしていました」と振り返った。

 ポストシーズンに向けて「今日はしっかり楽しんで、次の戦いから気を引き締めて頑張っていきたいと思います」と終始晴れやかな表情を浮かべていた。
 ハーラートップタイの13勝を記録し、ホークス優勝の原動力となった有原投手は、「優勝を決められて本当にうれしい」と開口一番に話した。有原投手は、2016年に北海道日本ハムでリーグ優勝を経験しているが、「そのときからは年齢も立場も変わっていますし、今年は開幕投手を務めさせていただいたので、そういう年にチームが優勝できたということは、僕のなかで良いシーズンになっていると思います」とうなずいた。

 また、自身の今季の活躍について「やるべきことに集中してやってきた結果が、今の結果になってると思います」と引き締まった表情。今後のタイトル争いに向けては「とにかく勝てるように精一杯頑張る、それだけです」と笑顔を見せた。
 今季途中から怪我で離脱した柳田悠岐選手に代わり、チームを引っ張ってきた栗原選手は、「ここ何試合か緊張していましたけど、ホッとしています」と安堵の様子。さらには、「去年、一昨年と、怪我でシーズンの大事なところにいられなかった悔しさがあったなかで、今年は自分が加わって優勝できたことは本当にうれしいです」と顔を綻ばせた。

 今季はここぞという場面での得点力に磨きがかかり、首脳陣からの信頼も厚い。キャリアハイを更新している打点について意気込みを尋ねられ、「たくさんチャンスをつくってもらっている場面が多いので、もっとランナーをかえしていけるように頑張りたいです」と答えた。
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 パーソル パ・リーグTVでは、優勝祝賀会と選手個別インタビューのライブ配信を予定している。戦い抜いた監督コーチ・選手たちの美酒の喜びをお楽しみいただきたい。
※配信スケジュールは「パ・リーグ.com/パーソル パ・リーグTV公式X」をご覧ください。
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