WBSC U-23野球ワールドカップ:日本 プエルトリコを完封して連覇 3位はニカラグア

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【世界野球ソフトボール連盟】

中国・紹興(シャオシン)で行われたWBSC U-23野球ワールドカップ2024の決勝戦で、日本(世界ランキング1位)がプエルトリコ(10位)に完封勝利し、WBSC U-23世界野球王者に決定した。
2016年、2022年に続き、侍ジャパンはこの年代で2大会連続3度目の優勝を果たした。


川口朋保監督は、「オープニングラウンドでのプエルトリコ戦の敗戦から多くを学びました。強打者たちへのアプローチの仕方を理解し、それが勝利の土台となりました」と振り返った。

プエルトリコのスター外野手エドガルド・ビジェガスは「ベストを尽くしました。力いっぱい打ちましたが、運がなかったと思います。日本チームを称えます。彼らの野球はすばらしかった」とコメントした。

プエルトリコにとって今回の銀メダル獲得は、U-23野球ワールドカップでの過去最高成績となった。これまでのプエルトリコの最高成績は8位(2018年)と9位(2022年)。野球ワールドカップでの優勝歴は、1951年のメキシコ大会(当時の“アマチュア・ワールドシリーズ”)が最後である。

プエルトリコは、伝説の殿堂入り選手ロベルト・クレメンテを偲び、決勝戦のユニフォームに彼の背番号21を掲げた。
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)と現地組織委員会(LOC)は、天気予報によりメダルラウンドのスケジュールを変更し、メダル決定戦は当初の予定よりも早く始まった。

台風12号が中国南部に接近中で午後遅くに直撃する見込みだったため、悪天候が予想されていた。閉会式が終わった数分後には雨が降り始めた。
ニカラグア(17位)は開催国の中国(24位)を下し、銅メダルを獲得。WBSC U-23野球ワールドカップで過去最高の成績を記録した。ニカラグアは2016年に5位、2014年の当時U-21ワールドカップでは4位だった。

また、今大会がこの年代でのデビュー戦となった中国(4位)とイギリス(11位)、そして2022年の8位が最高だったオランダ(7位)も過去最高の成績を収めた。
日本代表は今年、9月17日から21日までアメリカのオクラホマシティで開催のWBSC 男子ソフトボールワールドカップ グループCと、10月にホンコンチャイナで開催のWBSC ベースボール5ワールドカップ、11月に開催のラグザス presents WBSCプレミア12 2024を残している。
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著者プロフィール

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)はオリンピック首都スイス・ローザンヌの近郊プーリーにに本部をおく野球、ソフトボール、ベースボール5の国際統括団体。6500万人以上にのぼるアスリート競技人口を支え、野球、ソフトボール、ベースボール5の普及・発展を推進している。 WBSCは各国の公式代表チームが出場する国際大会を主催しており、プレミア12、野球ワールドカップ、ソフトボールワールドカップ、ベースボール5、野球・ソフトボールオリンピック予選を世界各地で開催している。

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