WBSC U-23野球ワールドカップ:日本 プエルトリコを完封して連覇 3位はニカラグア
【世界野球ソフトボール連盟】
2016年、2022年に続き、侍ジャパンはこの年代で2大会連続3度目の優勝を果たした。
川口朋保監督は、「オープニングラウンドでのプエルトリコ戦の敗戦から多くを学びました。強打者たちへのアプローチの仕方を理解し、それが勝利の土台となりました」と振り返った。
プエルトリコのスター外野手エドガルド・ビジェガスは「ベストを尽くしました。力いっぱい打ちましたが、運がなかったと思います。日本チームを称えます。彼らの野球はすばらしかった」とコメントした。
プエルトリコにとって今回の銀メダル獲得は、U-23野球ワールドカップでの過去最高成績となった。これまでのプエルトリコの最高成績は8位(2018年)と9位(2022年)。野球ワールドカップでの優勝歴は、1951年のメキシコ大会(当時の“アマチュア・ワールドシリーズ”)が最後である。
プエルトリコは、伝説の殿堂入り選手ロベルト・クレメンテを偲び、決勝戦のユニフォームに彼の背番号21を掲げた。
台風12号が中国南部に接近中で午後遅くに直撃する見込みだったため、悪天候が予想されていた。閉会式が終わった数分後には雨が降り始めた。
また、今大会がこの年代でのデビュー戦となった中国(4位)とイギリス(11位)、そして2022年の8位が最高だったオランダ(7位)も過去最高の成績を収めた。
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