竹田麗央「11割で」振るもドラコン連覇ならず 工藤遥加が初V
工藤 遥加 【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】
毎年恒例の「朝日インテックpresentsドライビング女王コンテスト」が第2日競技終了後に行われ、工藤遥加が277.7ヤードを記録して初優勝。2年連続優勝を狙った竹田麗央は、275.6ヤードを飛ばしたものの2位に終わった。
1人2球を連続で打ち、フェアウェイかファーストカット内にとどまった球のみを計測して飛距離を競う方式。「私にとって『初優勝』だったので、すごくうれしかったのを覚えています」と語る竹田は、思い入れもひとしお。今季に入ってからJLPGAツアー初勝利を含めて6勝を挙げ、メルセデス・ランキングトップを走る快進撃の呼び水になったコンテストとも言える。
竹田 麗央 【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】
本戦では最終日を前に、首位へ9打差の35位タイ。ゴルフ5レディス、ソニー 日本女子プロ選手権に続く3週連続優勝の可能性は風前の灯だが、「1つでも順位を上げたい。このコースにはあまりいいイメージがないので、最後はいいラウンドで終わりたいです」と気持ちを切り替えた。
工藤 遥加 【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】
もっとも、本戦の方はカットラインに2打届かず予選落ち。前週終了時点でメルセデス・ランキング50位につけ、初のシード権獲得へ向けてギリギリの戦いが続く。「今はそれしか考えていません。今大会では自分よりランキング下位の人たちが予選を通過している。残念ですが、ここから逆に自分がプレッシャーをかけていけるように頑張ります」とこちらも気持ちを切り替えた。竹田同様、初タイトル獲得をJLPGAツアー本戦での飛躍に結びつけることができるか。 (宮脇 廣久)
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