セレッソ大阪【J1リーグ第30節 C大阪vs.神戸】3週間の中断期間で立て直した姿を披露し、連覇を目指す神戸から大きな1勝を掴みたい
【CEREZO OSAKA】
前節の大阪ダービーが台風10号の影響で延期になったセレッソ大阪にとって、今節は、直近の明治安田J1リーグ第28節・横浜F・マリノス戦以来、約3週間ぶりの公式戦となる。第21節・名古屋グランパス以来8試合ぶりの勝利を目指し、アウェイに乗り込み、ヴィッセル神戸との明治安田J1リーグ第30節に挑む。
8月の戦いでは、セレッソはFC町田ゼルビアと0-0で引き分けた後、サンフレッチェ広島、京都サンガF.C.、横浜FMに3連敗。いずれも複数失点を喫するなど守備に課題を抱えた。前節・ガンバ大阪戦の前、小菊昭雄監督は、「今週は守備のところを重点的にトレーニングし、ミーティングでも時間を費やしてきました。まずは、いい守備という原点回帰。いい守備からいい攻撃につなげていくことを全員で強く共有しました」と話していたが、神戸戦に向けても改めて、「今、チームは少し失点が多い中で、もう一度、いい守備からいい攻撃へ、という部分を全員で見つめ直していきたい」と、立て直しへ向けた方向性を示した。DFラインを束ねる鳥海晃司も、ここ数試合足りなかった点について、「全体的に、だと思います」と話し、「守備の強度や間合い、攻守の切り替え、コンパクトに守る部分など、今までやってきたことに立ち返って、この3週間、みんなで追求し合えたと思います」と中断期間の取り組みを振り返る。大迫勇也を筆頭に、武藤嘉紀、宮代大聖と、いずれも得点力を備える神戸の3トップに対し、しっかりと体を寄せる1対1のバトル、カバーし合うグループでの守備、前線のプレスから始まる連動したディフェンスも含め、今節はチームとしての強固な基盤を取り戻したい一戦になる。また、直近の数試合は自陣での不用意なロストが失点につながっているだけに、プレスの意識が高い神戸に対し、特に立ち上がりは長短を使い分けるビルドアップもカギになりそうだ。
8月の戦いでは、セレッソはFC町田ゼルビアと0-0で引き分けた後、サンフレッチェ広島、京都サンガF.C.、横浜FMに3連敗。いずれも複数失点を喫するなど守備に課題を抱えた。前節・ガンバ大阪戦の前、小菊昭雄監督は、「今週は守備のところを重点的にトレーニングし、ミーティングでも時間を費やしてきました。まずは、いい守備という原点回帰。いい守備からいい攻撃につなげていくことを全員で強く共有しました」と話していたが、神戸戦に向けても改めて、「今、チームは少し失点が多い中で、もう一度、いい守備からいい攻撃へ、という部分を全員で見つめ直していきたい」と、立て直しへ向けた方向性を示した。DFラインを束ねる鳥海晃司も、ここ数試合足りなかった点について、「全体的に、だと思います」と話し、「守備の強度や間合い、攻守の切り替え、コンパクトに守る部分など、今までやってきたことに立ち返って、この3週間、みんなで追求し合えたと思います」と中断期間の取り組みを振り返る。大迫勇也を筆頭に、武藤嘉紀、宮代大聖と、いずれも得点力を備える神戸の3トップに対し、しっかりと体を寄せる1対1のバトル、カバーし合うグループでの守備、前線のプレスから始まる連動したディフェンスも含め、今節はチームとしての強固な基盤を取り戻したい一戦になる。また、直近の数試合は自陣での不用意なロストが失点につながっているだけに、プレスの意識が高い神戸に対し、特に立ち上がりは長短を使い分けるビルドアップもカギになりそうだ。
【CEREZO OSAKA】
今シーズンの神戸は、やや波に乗り切れない時期もあったが、8月以降のリーグ戦は3勝1分1敗。天皇杯ラウンド16も含め、現在は公式戦3試合連続で無失点での勝利を重ねており、堅い守備を取り戻し、チームとしての安定感は増している。首位の広島、広島と同勝点で並ぶ2位の町田との勝点差も『3』まで縮めており、連覇へ向けて士気は高まっているだろう。そうした相手とのアウェイゲームということで、セレッソにとっては難しい戦いになることは予想されるが、「この3週間の取り組みを明日の勝利につなげることで、我々も自信を取り戻し、V字回復して、上位争いに加わっていくことができる」と指揮官も話すように、勝利を掴んだ時に得る自信も大きく、反転攻勢をかけるためには、この上ない相手でもある。昨シーズンも今回と同じような時期に対戦し、スコアは0-1と1点差ながらも、神戸の強さをまざまざと見せ付けられた。戦術云々以前に球際でのバトルなど、戦う姿勢で圧倒された感も残っただけに、セレッソとしては、1年を経て「私たちの成長をパフォーマンスで発揮したい」(小菊監督)試合にもなる。
金曜のナイトゲームとして行われる今節。神戸のホーム、ノエビアスタジアム神戸に駆け付けてくれるサポーター、さらには映像を通して見守ってくれるサポーターに対し、「みんなが気持ちを入れて臨む試合。必ず勝点3を取るという気持ちでこの3週間を過ごしてきたので、そういう姿勢を見て欲しい」と鳥海も訴える。勝利から遠ざかっている苦しい状況の今こそ、“セレッソファミリー”が一丸となって立ち向かい、現在の流れを変えていきたい。再び上位争いに加わっていくための大きな勝利を目指し、今節に挑む。
金曜のナイトゲームとして行われる今節。神戸のホーム、ノエビアスタジアム神戸に駆け付けてくれるサポーター、さらには映像を通して見守ってくれるサポーターに対し、「みんなが気持ちを入れて臨む試合。必ず勝点3を取るという気持ちでこの3週間を過ごしてきたので、そういう姿勢を見て欲しい」と鳥海も訴える。勝利から遠ざかっている苦しい状況の今こそ、“セレッソファミリー”が一丸となって立ち向かい、現在の流れを変えていきたい。再び上位争いに加わっていくための大きな勝利を目指し、今節に挑む。
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