【サーフィン】松岡亜音&小林桂が優勝!QS3,000『whitebuffalo OMAEZAKI Pro』
男女共にSFとファイナル、合計6ヒートが行われたファイナルデイのコンディションは前日と同じコシ〜ハラサイズで、弱い南西のオンショア。
波数が少なく、難しい戦いを強いられていた。
カレントリーダーを倒した松岡亜音
松岡亜音は7.00、池田美来は7.50とこの日の女子ハイエストを出していた。
SFでは共にスコアを伸ばしていた両者だったが、ファイナルは3〜5ポイント台の勝負。
一本目で5.75をスコアした松岡亜音が主導権を握り、終盤には4.50とバックアップを伸ばして快勝。
昨年はインドネシアでのQS5,000『Krui Pro』、フィリピンでのQS3,000『Siargao International Surfing Cup』で優勝。
ベルズでのCTトライアルでファイナル進出、ブラジルでの『ISA World Junior Surfing Championship』ではU18ガールズで日本人女性初の金メダルを獲得するなどビーチブレイクでもリーフブレイクでも強い選手である。
まだ18歳で可能性は無限大。
ファイナルを戦い、アジアリージョナルのカレントリーダーの座を固めた16歳の池田美来も来年はCS入りする可能性が高く、他選手と共に日本の女子サーフィンのハードルを上げてくるだろう。
QS3,000初優勝の小林桂
SFは長沢侑磨が仲村拓久未、小林桂が渡辺壱孔を倒してファイナル進出を決めた。
渡辺壱孔は大きなエアーで7.00とこの日の男子ハイエストを出したが、バックアップスコアが足りなかった。
6.50と4.90を揃えた小林桂がトータル11.40で優勝。
今回、リージョナルが違うのでポイントには関係しないが、3,000イベントでは初の優勝を決めた。
普段はサンクレメンテのメインであり、『WSL Finals』の開催地でもあるローワー・トラッセルズだけではなく、混雑が少ないビーチブレイクでもサーフィンをしているため、今回のような日本のスモールウェーブでもすぐに対応できたそうだ。
現在、北米リージョナルではQS17位。
2022年に一度だけCSを回るも結果は出せなかったが、この優勝で流れが変わる可能性もある。
Instagramの他、YouTubeで活動を更新し続けているので、要チェック!
翌週にはQS3,000『IBK Hyuga Pro』、プロジュニア『IBK Hyuga Pro Junior』が宮崎県日向市お倉ヶ浜で開催される。
『whitebuffalo OMAEZAKI Pro』結果
2位 長沢侑磨(JPN)
3位 仲村拓久未(JPN)、渡辺壱孔(JPN)
1位 松岡亜音(JPN)
2位 池田美来(JPN)
3位 野中美波(JPN)、中塩佳那(JPN)
小林桂、野中美波
『whitebuffalo OMAEZAKI Pro』公式サイト
https://www.omaezakipro.com/
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