運動部員が激しい運動トレーニングを継続すると競技パフォーマンスの低下や慢性的な疲労に陥るだけでなく、かぜ症候群(感冒)への罹患のおそれもある。日常のトレーニングや試合に万全な体調で臨むためには、感染症の回避は必須であり、早い段階で予防策を講じる必要がある。このことから、『2024年度花咲徳栄高等学校トータルコンディショニングプログラム』第10弾として、大正製薬株式会社 営業本部・営業管理部・教育グループ 薬剤師 丸山佳奈絵 氏を招いた運動部顧問対象の講演『感染症予防について(免疫力)』が令和6年9月5日(木)、本校講義室で行われました。①感染症とは、②年間の感染症、③最近の感染症トピックス、④基本の感染症対策、⑤免疫は”腸”が鍵などを中心に講演をしていただきました。基本の感染症対策では、「ウイルスや細菌の侵入を防ぐ」、「体の免疫機能で排除」 などが重要であることを学びました。さらに、「トレーニング内容の調整を検討」、「免疫機能を事前に高めて免疫低下に備える」といった行動も感染リスクの低下にもつながるので実践していきたい。また、『腸活(腸の調子を整える)』に対する意識を向上させ、習慣化することが重要であることも確認できました。このような知識を各顧問や部員が備え感染リスクをより下げることに努めていきます。