8月31日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第20回戦は、6対0でオリックスが勝利。連勝を「3」に伸ばした。

　オリックスの先発・宮城大弥投手は、初回に2安打と四球で1死満塁のピンチを背負うが、後続を打ち取り、無失点で切り抜ける。以降は7回まで相手打線を1安打に抑える安定した投球を披露。計4イニングを3者凡退とした。

　打線は3回まで5安打も無得点と、相手先発・岸孝之投手に苦戦。それでも4回表に頓宮裕真選手の6号ソロで先制すると、弓削隼人投手に代わった6回裏には、頓宮選手の二塁打で2死2塁とし、来田涼斗選手の適時三塁打でリードを2点に広げた。

　さらに7回表、先頭・森友哉選手が安打で出塁。1死2塁から西川龍馬選手、紅林弘太郎選手の連続適時二塁打で2点を追加する。8回表には森選手、西川選手に適時打が生まれ、スコアは6対0となった。

　8回裏、宮城投手は2安打で2死1、3塁と2回以降初めて得点圏に走者を背負うが、得点は許さず、8回115球5安打2四球7奪三振無失点の好投でマウンドを降りる。最終9回裏は、宇田川優希投手が締め、試合終了。

　勝利したオリックスは、宮城投手が5勝目。打線は西川選手が4安打2打点、森選手が3安打1打点など、計15安打6得点で快勝した。一方敗れた東北楽天は、先発・岸孝之投手が5回114球8安打2四球7奪三振1失点も、救援陣が5失点と粘り切れず。打線も初回の好機を生かせず、完封負けを喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ０００１０１２２０ ６
楽 ０００００００００ ０

オ ○宮城大弥-宇田川優希
楽 ●岸孝之-弓削隼人‐松田啄磨

文・西嶋葵