【BOATRACE】西山貴浩が準完全Vの圧倒的強さで6年ぶり若松お盆特選制覇!

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 ボートレース若松(ナイター開催)の「日刊スポーツ杯 お盆特選競走」(優勝賞金168万円)は20日、最終12Rで優勝戦が行われ、西山貴浩(福岡出身・福岡支部37歳)【写真2枚】が1コース速攻で圧勝。今年は3月唐津のG1戦を含む3回目の優勝。当地では9回目、通算49回目の優勝を11戦10勝、2着1本という準パーフェクトで飾った。若松のお盆特選は6年ぶり3回目と、久しぶりの優勝になった。ゴール後には“ビクトリー花火”が若松の夜空に打ち上げられた。

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 最終日は4メートルほどのやや強めの追い風が吹き、11Rまでに1コースが勝ったのは7Rの小林文彦の1回だけと、1コース受難の水面状況。そして12Rの優勝戦には、今シリーズをチルト3度や2.5度を使って大いに盛り上げた田中宏樹が4号艇で登場。優勝戦もチルト2.5度で、展示タイムもぶっちぎりの6秒82をマーク。決して西山貴浩で順当ムードではなかった。

 しかし、本番ではピット離れで遅れた田中宏樹が5コースになったうえ、6コースの木下大將とともにスタートで遅れてしまい出番なし。1コースから4コースまではスタートがそろったが、強い追い風をものともせず、1コースの西山貴浩が完璧なターンを披露して逃げ切り勝ち。2コースから差した岡村慶太が2着。今井貴士は池永太を振り切って3着を守り切り、3連単の1-2-5は1180円の2番人気と順当決着した。

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 優勝した西山貴浩は「優勝できてホッとした。たまにはこうやって圧倒的に強いところを見せておかないとね」と、11戦10勝という圧倒的な内容を自ら絶賛。レース後のインタビューで「優勝を確信したのは?」と聞かれると「初日のドリーム戦を勝った時」といつもの“西山節”が全開だった。

 これだけの成績を残せた要因は、プロペラ調整に正解が出て当地ではこれまでにないほど、サイドの掛かりとグリップ感が仕上がったため。これは間違いなく約1カ月後の9月27日に開幕する当地の72周年記念にもつながる。さらにモーター出しの細部で当地と共通点がある丸亀で、直後の8月27日に開幕するSGメモリアルにも楽しみが出てきた。「若松代表としてメモリアルに出場させていただくので、しっかり結果を出したい」と宣言。悲願のSG戦初制覇へ向けて、いい流れで丸亀に乗り込む。
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