【BOATRACE】福岡レディースチャンピオン開幕! ドリーム1号艇は浜田亜理沙 遠藤エミは50%機

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 ボートレース福岡の「PG1第38回レディースチャンピオン」(優勝賞金1300万円)が7日に開幕する。過去1年間の勝率上位者とオールレディース優勝者の女子強豪レーサーたちが集う“真夏の女王決定戦”。今年は難水面で知られる福岡で初開催となる。

 福岡のモーターは2月20日が初使用なので、すでに半年近くが経過。相場はしっかり固まっているものの、中間整備がたびたび行われ、それが当たるケースも非常に多いので2連対率と実際の評価が必ずしも一致しない点には注意が必要。

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 現状のエース機は26号機。2連対率は36.3%と決して高くはないが、5月に中間整備でギヤケースを交換してから見違える気配になったモーター。これを見事に引き当てたのは6月の尼崎グランドチャンピオンでSG戦2冠を達成した土屋智則の姉でもある土屋千明(群馬出身・群馬支部42歳)【写真上・抽選風景】。「福岡は久しぶりだし、特訓ではスタートで遅れていたので足は分からなかった」と、前検で感触はつかめなかった様子だが、今年は弟と毒島誠がSG戦を制覇し、関浩哉が1月のBBCトーナメントを優勝するなど、群馬旋風が巻き起こっている。その流れに乗れるかどうか注目したいところ。

 ほかに評判の好モーターを手にしたのは廣中智紗衣、清埜翔子、喜井つかさ、平高奈菜、遠藤エミ、津田裕絵ら。前検1番時計は堀之内紀代子、廣中、樋口由加里、後藤美翼の4人が6秒89をマーク。6秒91の川野芽唯、渡邉優美、津田が続き、土屋千明は8位タイの6秒92だった。

 初日は12Rでドリーム戦が組まれている。選考勝率上位6レーサーが選出され、枠番も勝率順に与えられている。

<福岡 初日12R ドリーム戦>
1枠 浜田亜理沙(広島・埼玉)
2枠 三浦 永理(静岡・静岡)
3枠 平山 智加(香川・香川)
4枠 細川 裕子(愛知・愛知)
5枠 渡邉 優美(福岡・福岡)
6枠 遠藤 エミ(滋賀・滋賀)
※()内は出身、支部の順

 選考勝率トップの浜田亜理沙(広島出身・埼玉支部36歳)【冒頭の写真】が1号艇で登場する。言うまでもなく、昨年末のクイーンズクライマックスの覇者で、女子PG1戦連覇をかけての戦い。手にしたのは2連対率が38.2%で評価もそこそこ高い59号機。「回転が合っていないのは気になったが悪くはない。微調整くらいでいけそう」と感触はまずまず。うねりをあまり気にしないタイプでもあり、まずは好枠を生かして白星発進としたいところ。

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 5号艇の渡邉優美(福岡出身・福岡支部31歳)【写真上】は、福岡3場の中でもここが純ホームプールでもあり、気合も人一倍入っている。相棒は2連対率が26.8%しかない75号機だが「そこまで悪くなさそうだし、行き足はしっかりしている」と数字以上の手応えを得た。前走地の大村オーシャンカップではFに散ってしまったが、逆に肩の力が抜けて、いい方向に出るのではないだろうか?

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 前年覇者にして3回目の大会Vをめざす遠藤エミ(滋賀出身・滋賀支部36歳)【写真上】は6号艇を点増しのドリーム戦で消化できるのはプラス材料。2連対率が50.5%でトップの18号機を引き当てており「体感は良かった。行き足、握り込みの反応もいい」と前検から好感触を得ている。

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