芦屋72周年記念は6日最終日 無冠の入海馨がG1初Vめざす

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【(C)BOATRACE 入海馨】

ボートレース芦屋の「G1読売新聞社杯 全日本王座決定戦 開設72周年記念」はきょう5日、準優勝戦が行われ、ファイナル6名が決定した。その舟足評価は次のとおりだ。

1号艇 入海 馨 出足はトップクラスで行き足も上位
2号艇 峰 竜太 中間速がよく出足と伸びともに良好
3号艇 椎名 豊 高い水準でバランスしている特上機
4号艇 毒島 誠 出足型の仕上がりで行き足や伸び〇
5号艇 池田浩二 着は取れてるが中堅程度の仕上がり
6号艇 島村隆幸 バランス型で中堅上位クラスの舟足

優勝戦6名の記念タイトル数はSGが合計25で、G1は53。すさまじいほどの強さが表れているが、ただ1人記念優勝歴のない若手がいる。入海馨(岡山出身・岡山支部28歳)【写真2枚】だ。

2015年5月に児島でデビューし、ここまで通算V9。今年は児島(5月のゴールデンウイーク戦)と津(5月の一般戦)で優勝している岡山の精鋭は、過去にG1優出歴が2回ある。

その最初が2021年9月の徳山ヤングダービー。予選競走は1着がなかったものの大崩れなく予選突破。準優も3着だったが、2着のレーサーに不良航法の違反があったため、繰り上がりでファイナルに進出している。結果は優勝戦5着だった。

【(C)BOATRACE 入海馨】

そして、もう1つが1号艇となりながら3着に敗れた昨年9月の下関ヤングダービーである。

この下関ヤングダービーで入海馨は優勝した上條暢嵩とシリーズリーダー争いを演じ、得点率と上位着順がまったく同じだったが、タイム差で1号艇をゲット。周囲の多くは「勝利の流れがきている」と考えたものだった。

しかし、「好事魔多し」というが、2コースの上條暢嵩のまくりに屈することとなり、勝負の世界の厳しさを味わうことになるのである。

以降、入海馨はピットであまり笑わなくなった。
最後の最後まで高い緊張感を保ち続ける姿勢を貫くようになったのである。

今回の1号艇は、受けて立つような生やさしいものではなく、むしろ記念ウイナーに挑戦するイン戦。
だからこそ、張り詰めた気持ちが大切だと信じたい。
芦屋の優勝戦は6日、16時43分が締め切り予定時刻だ。
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