【ラグビーで被災地に活力を】ブラックラムズ東京が石川県を訪問。こどもたち約400人とのラグビー体験会も実施。
1日目は金沢市にある日本赤十字社石川県支部を訪問し、NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24のホストゲーム会場で来場者の皆様よりお寄せいただいた義援金にチームからの寄付を加えた1,362,380円をお渡ししました。
2日目は輪島市に移動し、同じくリコーグループに所属し、石川県かほく市を拠点とする女子バレーボールチーム・PFUブルーキャッツ石川かほくの選手と一緒に、輪島市内の小中学生約400人を対象にスポーツ体験会を実施。被害の大きかった輪島朝市を見学し、現在も瓦礫が残る様子から復興の難しさを肌で感じました。
今回の石川県訪問は、「がんばろう能登 がんばろう石川」のスローガンのもと継続的に復興支援活動をおこなっているPFUブルーキャッツ石川かほくのご協力のもと実現しました。
引き続き、スポーツの力・ラグビーの力で皆様に活力をお届けできるよう継続して活動していきます。
輪島市内の小学生、PFUブルーキャッツ石川かほくの選手ともに。 【リコーブラックラムズ東京】
7月17日(水) 日本赤十字社石川県支部の訪問
日本赤十字社石川県支部にて義援金をお渡しする。 【リコーブラックラムズ東京】
小嶋正敬事務局長から当時の被災状況や支援の様子をうかがう。 【リコーブラックラムズ東京】
7月18日(木) 輪島市内小中学生へのスポーツ体験会
45分のうち、20分はブラックラムズ東京とのラグビー体験会、20分はPFUブルーキャッツ石川かほくとのバレーボール体験会と、短い時間でしたが両方の競技を楽しんでもらいました。
ラグビー体験会では、選手ともに身体を動かした後、グループにわかれてのボールリレーや、選手のパスやハイパントキックキャッチ体験をおこないました。初めてラグビーボールを触れるお子さんも多い中、元気な笑顔があふれる時間となりました。
輪島中学校は避難所にもなっており、ラグビー体験会を実施した中庭には、更衣室などを兼ねた仮設テントが設営されていました。
ラグビー体験会をおこなう堀米航平選手、メイン平選手、山本昌太選手。 【リコーブラックラムズ東京】
輪島中学校は避難所にもなっており、中庭には仮設テントが設営されている。 【リコーブラックラムズ東京】
ラグビーボールを使ったパスリレーを楽しむこどもたち。 【リコーブラックラムズ東京】
こどもたちの笑顔がはじける時間となった。 【リコーブラックラムズ東京】
当時の被害の大きさが伝わってくる(輪島朝市) 【リコーブラックラムズ東京】
半壊・倒壊の建物もそのままの状態が続く。 【リコーブラックラムズ東京】
参加選手のコメント
今回石川県を訪問して、建物や道路など、まだまだ震災の爪痕が残っているショッキングな様子を目の当たりにしました。僕は過去に東日本大震災の被災地にもボランティアへ行ったことがあり、その当時の記憶が蘇りました。自分が思っていた被災地の現状と実際目にした現状にとてもギャップがあって、まだまだ支援や時間が必要なんだと感じました。これからも、被災地の方々のために力になれることを継続してやっていきたいなと強く思いました。
堀米航平選手
自分が想像していた以上に、被災地の被害が大きいことに驚きました。小学生・中学生みんなと一緒にラグビーをしましたが、目をキラキラして楽しく元気に走り回ってる姿を見ることができて、訪問してよかったなと思います。これからも微力ではありますが、力になれたら嬉しいです。
メイン平選手
小中学生とラグビーをして、子どもたちのエネルギーとパワーをすごく感じて、僕たちも一緒にラグビーができてよかったなと思いました。能登半島地震については最近あまりニュースでやってなかったので、復興に向けて着実に進んでいるのかなと思っていました。倒壊した家屋などが当時のままにまだたくさん残っていて、まだ復興に向けて時間と支援が必要ということを痛感しました。
PFUブルーキャッツ石川かほくの皆さんと。 【リコーブラックラムズ東京】
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