SUPER FORMULA NEXT50 2024年 第1回カーボンニュートラル開発テスト実施報告
開発テスト車両 通称「赤寅」(高星明誠選手) 【JRP】
開発テスト車両 通称「白寅」(塚越広大選手) 【JRP】
2023年に導入した現行マシン『SF23』、はカーボンニュートラルの対応として、原材料ならびに製造過程でのCO2排出量を約75%抑制した「Bcomp社」のバイオコンポジット素材や、天然由来の配合剤やリサイクル素材等、再生可能原料を活用した横浜ゴムの「カーボンニュートラル対応レーシングタイヤ」を採用しておりますが、今回はレインタイヤでの性能向上ならびに技術開発を目的に、ウエット路面走行テストを実施いたしました。当日は真夏の炎天下でのテストとなりましたが、コースには散水車により貯水が撒かれ、レインコースコンディションに整えた上で実施いたしました。
開発テストにはWhite Tiger SF23(通称「白寅」)とRed Tiger SF23(「赤寅」)が参加。昨年に引き続き「白寅」の開発ドライバーは塚越広大選手、「赤寅」は高星明誠選手が開発ドライバーを担当。 テスト開始時刻の9時10分になると早速「赤寅」の高星選手がコースインし、コースの状態を確認すると、続いて塚越選手もコースイン。順調にテストが始まりました。
【JRP】
今回はもてぎのコースを全周使用して行われ、午前の2時間30分のセッションで「白寅」の塚越選手が42周回、「赤寅」の高星選手が32周回、午後の2時間10分のセッションでは塚越選手が37周回を走行。高星選手は36周回と順調に走行を重ね、ウエットコンパウンドの評価を行いました。
JRPではCN開発テストを通して得られた知見を活かし、今後もカーボンニュートラルとエンターテインメントの向上に向けた活動を継続してまいります。
【JRP】
開発ドライバー 塚越広大選手のコメント
【JRP】
開発ドライバー 高星明誠大選手のコメント
【JRP】
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