【ガンバ大阪】攻撃的な湘南の3バックを攻略へ。3連勝で中断期間前の最後の一戦を締めくくる
【ⓒGAMBA OSAKA】
【ⓒGAMBA OSAKA】
ホームに集うサポーターの圧倒的な後押しを受け、強いガンバを取り戻しつつある今、湘南戦も当然勝点3だけを目指して戦うことになる。
かつては球際の激しさをベースに縦に速いサッカーを志向してきた湘南だが、ボールを握るのが今のスタイル。ガンバとしては、固い守りをベースにしながらも、クレバーにかつアグレッシブに、湘南のゴールをこじ開けに行くことになる。
【ⓒGAMBA OSAKA】
「サイドで上手くポケットを攻略する形も増えてきた」(鈴木)。鳥栖戦では押し込んだ展開から見事に右サイドを崩し切ったが、ガンバがボールを持てば自ずと「(宇佐美)貴史やウェルトンやダワンらの才能が証明してくれる」と、ポヤトス監督も前線の質への自信を口にする。
【ⓒGAMBA OSAKA】
ガンバのレジェンドの一人、山口監督が率いる湘南の復調の要因の一つが、攻撃的な3バックを採用し、ボールを握るスタイルが浸透し始めていることだ。阿部や奥野、小野瀬ら元ガンバ勢も擁する湘南ではあるが、とりわけ注意が必要なのはガンバ大阪ユース育ちでガンバ大阪U-23でもプレーした高橋だ。
右サイドで攻撃的な持ち上がりを持ち味とする高橋が3バックの一角に先発で名を連ねてから湘南は2連勝。また高橋と同じサイドでは、かつてガンバでプレーした鈴木雄斗も存在感を放っているが、前節ハットトリックを達成したルキアンへのクロスやパスを制限することも不可欠になる。
一戦必勝のスタンスに変わりはないが、「優勝に向かって毎週末の試合で夢を繋いでいきたい」(ポヤトス監督)。
ガンバの3連勝を信じるサポーターとともに、勝って中断期間を迎えたい。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ