【ジュニアオープンゴルフ選手権】7月17日閉幕!

日本ゴルフ協会(JGA)
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岩永杏奈が2位入賞。大西晃盟は24位タイ

【日本からは2023年日本ジュニア12~14歳の部のチャンピオンが出場】

R&Aが主催する2024年度ジュニアオープンゴルフ選手権が7月15日から17日の3日間、スコットランドのKilmarnock(Barassie)Linksで開催され、岩永杏奈(大阪桐蔭高校1年)が通算1アンダーパーで女子の部2位入賞、大西晃盟(滝川第二高校)が通算19オーバーパーで男子の部24位タイの成績を残しました。

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これまでに全英オープンゴルフ選手権最終予選などが開催されているスコットランド西海岸トゥルーン郊外のKilmarnock(Barassie)Linksが舞台となった本大会。各年開催の本選手権は、本年から男子と女子の2部門で3日間54ホール・ストロークプレーで優勝が争われました。日本からは2023年日本ジュニアゴルフ選手権男女12~14歳の部のチャンピオンが出場。岩永は初めてのリンクスにもうまく対応し、第1ラウンドを1バーディ・2ボギーの73で終えて7位タイと好位置につけると、第2ラウンドは4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの出入りの激しい内容ながらパープレーにスコアをまとめて、通算1オーバーパー。4位タイに順位を上げて最終ラウンドに臨みました。パッティングが好調だった岩永は、最終ラウンドを4バーディ・2ボギーの70でプレーし、通算1アンダーパーでホールアウト。通算9アンダーパーで優勝のLee,Hyosong(韓国)と8打差ながら2位入賞を果たしました。「リンクスは、ラフやバンカーに捕まってしまうとグリーンを狙うことができなくなってしまうので、ティーショットが一番大事だと思いました。リンクスは嫌いではないです」と初めてのリンクスを攻略した高い対応力に自信を深めつつ、「海外の選手はバンカーに入れても、しっかりとグリーンを狙ってくるのはすごいと思った」と、自分の課題もしっかりと把握できたよう。「将来は海外で活躍したい」という夢の実現に向けて、一歩を踏み出しました。

日本ジュニア男子12~14歳の部で連覇を果たしている大西は、リンクスの洗礼を浴びる結果に終わりました。ショットが不安定で第1ラウンドは8オーバーパー、第2ラウンドも10ストロークスコアを落とし、通算18オーバーパーの40位タイと苦戦の大西。「ショットの曲がりが大きくて、コースマネジメント通りのプレーが出来なかった」2日間を振り返ってスタートした最終ラウンド。出だしからバーディを奪った大西は、2バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの73でホールアウト。通算19オーバーパーの24位タイで本大会を終え、「最終ラウンドは、耐えながら、スコアは良くなかったですが悔いは残らないラウンドが出来ました」と充実の表情を見せました。「初めてのヨーロッパのコースでのプレー。日本よりも芝は硬いし、リンクスのポットバンカー、ガードバンカーの砂質に違いに苦戦しました」と、日本とは異なる環境でのプレーに戸惑いはありましたが、「海外の選手とも仲良くなれました。海外でプロになりたいので、そこを目標に頑張っていきたい」と、岩永同様に世界に向けてかけがえない経験を積みました。
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著者プロフィール

(公財)日本ゴルフ協会(JGA:JAPAN GOLF ASSOCIATION)は1924(大正13)年10月、神戸・根岸・東京・鳴尾・舞子・程ヶ谷・甲南の全国7クラブの代表により、創設された我が国のゴルフ界を代表する団体です。ゴルフ精神の正しい順守、ナショナルハンディキャップ制度の実施、公式競技の開催、ゴルフ・ルールとエチケットマナーの正しい普及などに努め、ゴルフの健全な発展と普及を図り社会に貢献して参ります。

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