9/21(土)はカシマスタジアムで男祭り! 植田直通とIWGP世界王者・内藤哲也の約束。新加入のパレハに焦る「売れ行き最下位は脱退」

鹿島アントラーズ
チーム・協会

【@KASHIMA ANTLERS】

9 月21日(土)、鹿島アントラーズは明治安田J1リーグ第31節柏レイソル戦(カシマスタジアム)で特別企画「残暑もたぎる、男祭り」を開催する。IWGP世界ヘビー級王者、内藤哲也選手と植田直通選手の対談が2年連続で実現し、9月11日(水)発売の週刊プロレス誌上で対談が掲載。試合当日は「たぎるパンフレット」として、対談の未公開トークや男祭りイメージキャラクターの選手写真集などを楽しめる特別冊子を先着1万5000人に配布する。また、特別企画を盛り上げる限定グッズを多数用意し、男祭りが残暑のカシマの夜をたぎらせる。

【@KASHIMA ANTLERS】

 対談を終えたときのことだった。

「あ、ちょっと忘れ物をした……」

 内藤哲也が席を立った。
 植田直通は、「初めてのときはものすごく緊張してうまく話せなかったけど、2回目だったのでひさしぶりに会えてうれしかった」と1年ぶりの対談を終えてホッとした笑顔を見せた。

 対談部屋に戻った内藤。その手には何やら大きなレザーバッグが……。開けたらなんと、植田に緊張が走る。本物のIWGP世界ヘビー級王座のベルトだった。固まった植田がそのときを振り返る。

「まさかベルトを持って来てくれるなんて……。僕が持っていいレベルのものではない。やはりリスペクトがあるし、普通はあり得ないこと。内藤さんから“ぜひ”ということで持たせてもらいましたが、めちゃくちゃ重くて。さすがヘビー級王者の称号だなというのと、新日本プロレスの歴史の重みを感じるものでした」

 2人の対談の様子は、9月11日(水)発売の週刊プロレスに掲載。さらに、男祭り当日は、対談の未公開トークや男祭りイメージキャラクターの選手写真集などを収録した「たぎるパンフレット」を制作し、カシマスタジアムで先着1万5000人へ配布する予定だ。

【@KASHIMA ANTLERS】

新たなパレハが加入! その正体は……。

 今年の男祭りメンバーには、新たなパレハ(スペイン語で「相棒」)、仲間隼斗が加わった。植田は新メンバーの加入に、思いをたぎらせる。

「昨年から男祭りに合うのではと目をつけていて、彼はチームメイトから魂と呼ばれる“男のなかの男”です。その意味では、僕の座を脅かす存在になりうる。きっと、Tシャツの売上もすごいことでしょう。ちょっとこれは自分も気をつけないといけない。出る杭は打っておかないといけません」

 仲間本人はキービジュアルの撮影時、自らメキシコで仕入れたマスクを持参。初参加への意気込みを、前のめりに語った。

「他のメンバーに身長では負けているけれど、男は身長ではない。男気と器で勝負します。本当の男とはなんたるか。ピッチ上で見せていきますので、ぜひ楽しみにしていてください」

 今年のキービジュアルには、植田、仲間に加え、昨年からのオリジナルメンバーである鈴木優磨、知念慶、関川郁万も当然の如く参加。5選手の男らしい表情がたぎりまくる、至極の出来栄えとなった。

着々と進む男祭りへの準備。入場時の新たな取り組みとは。

【@KASHIMA ANTLERS】

 9月21日(土)の男祭り本番に向けて、準備は着々と進んでいる。写真撮影からビジュアル作成に始まり、オリジナルグッズの制作。そんななか、ある日のクラブハウスで、何やら図太い叫び声が聞こえてきた。

「たぎる!」「押忍!」「オトコ!」「男祭り!」……。

 植田が叫ぶ。スタッフが唸る。いくつかの単語を録音し続けた。

 これは今年の新たな仕掛けだ。スタジアム入場時、来場者がチケットをかざすと効果音が鳴る。それを9月21日(土)のみ、男祭り仕様にしようとしているのだ。はたしてどんな言葉が流れることになるのか。試合当日のスタジアム入場時を楽しみにしていただきたいところだ。

 また、男祭りグッズもラインナップがリリースされた。

 昨年に引き続き、キービジュアルグッズをはじめ、新日本プロレスや内藤哲也選手とのコラボグッズ。また、昨年好評だったラップTシャツの種類を大幅に増やしたラインナップとなっている。

特別グッズ第一弾即完売! 植田が見せる決意

【@KASHIMA ANTLERS】

 第一弾として8月29日に発売されたラップTシャツ2種(集結、マスクマン)は、18時に発売も翌朝には完売。2種の再販も検討されている。植田はその男祭りグッズについて、気になることがあるという。

「デザイン確認のとき、マスクマンTシャツはすぐになくなるだろうと。新加入の隼斗君の一人勝ちではないかとみんなで話していました。その通りになっているので、少し危機感を感じています。それはきっとメンバーみんなが同じ思いでしょう」

 第二弾が9月7日に発売開始。各選手のラップTシャツが並んだ。

「Tシャツの売れ行きは男祭りメンバーみんなが気になっているところ。最下位は脱退という話も出ているので、やはりここで僕が落ちるわけにはいかない。なんとしてでも勝ちにいきます」

 早くも背番号40が植田直通ラップTシャツ十数枚を予約。好調な滑り出しだが、はたして結果はどうなるのか。下記関連リンクから購入に進めるので要チェックだ。

【@KASHIMA ANTLERS】

勝利を見せることで、試合とイベントを盛り上げる

 鹿島アントラーズの男祭りは2023年に始まり、今年で2年目を迎える。選手たちも、周囲のざわつきから期待の高さを感じている。植田は言う。

「僕の周りの界隈では、僕がメインの試合だと思っていて。個人的に何かするわけではないんですが、話が出るたび、みんなに違うよと伝える日々です……(苦笑)。みんなが男祭り(9/21柏戦)に行きたいと言ってくれているので、嬉しい限りです」

 同時に、男祭りでの盛り上がりを実感しながら、カシマスタジアムで勝利を追求するいつもと変わらない1試合と捉えている。

「試合で結果を残すことが一番。昨年、内藤選手と対談させてもらって、実際にIWGPヘビー級王者になった。今度は僕が応えなければいけません。そのためにも1試合1試合で勝利を積み重ねていくことが大事になる。男祭りの当日は、試合にも勝って、イベントも試合も両方とも盛り上げられればと思っています」

 9月21日(土)、鹿島アントラーズ対柏レイソル。選手たちは、カシマスタジアムで男を見せるつもりだ。

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著者プロフィール

1991年10月、地元5自治体43企業の出資を経て、茨城県鹿島町(現鹿嶋市)に鹿島アントラーズFCが誕生。鹿角を意味する「アントラーズ」というクラブ名は、地域を代表する鹿島神宮の神鹿にちなみ、茨城県の“いばら”をイメージしている。本拠地は茨城県立カシマサッカースタジアム。2000年に国内主要タイトル3冠、2007~2009年にJ1リーグ史上初の3連覇、2018年にAFCアジアチャンピオンズリーグ初優勝を果たすなど、これまでにJリーグクラブ最多となる主要タイトル20冠を獲得している。

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