【ガンバ大阪】ガンバの勢いは止めない。好調の鳥栖に真っ向勝負で勝つ。

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【ⓒGAMBA OSAKA】

過密日程の中で行われた天皇杯の3回戦では大幅なターンオーバーを採用することなく、宮崎と対戦。J1の5クラブが下位カテゴリーに敗れた中、ガンバは宇佐美の決勝点でベスト16に駒を進めた。
楽に勝てる公式戦がないことは選手も承知済みだが「天皇杯は落とせない試合だったので勝てたのはチームにプラス。ガンバというものは示せた」と福岡もチームの地力を見せた一戦をこう振り返った。

町田を勝点5差で追走するガンバにとっては毎試合が「決勝戦」の位置付けだが、3位の立ち位置にも宇佐美はあえて気を引き締める。「一つの試合で一気にガタッと崩れることは経験しているし、常に危機感を持つ方がいい」(宇佐美)。
前節は横浜F・マリノスに今季最多の4得点で快勝。ジェバリにリーグ戦の今季初得点が生まれたり、天皇杯ではラヴィがガンバでの初ゴールをゲットしたりとチーム内の競争の激しさが、個のパフォーマンスアップにつながっている。

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中3日で迎える鳥栖戦は、戦術だけでなくガンバが誇る個を攻守両面で見せるべき場になる。
「鳥栖は2~3ヶ月前とは違うチーム」とポヤトス監督は警戒するが、鳥栖は17位ながら、新潟と横浜F・マリノスに勝利し、調子を上げている。
鳥栖の好調の要因はハイプレスが機能していることだが「相手のボランチが前に出てきて、私たちに当ててくる。その時に隙が出てくるので、そこでフリーな選手をタイミング良く見つけていきたい」とポヤトス監督は言う。
ウェルトンや山下の速さはガンバの武器だが、夏場の戦いで今後ガンバに求められるのは、本来ポヤトス監督が志向するボールを動かすスタイルも併用することだ。ポヤトスチルドレンの一人、鈴木も「しっかりと相手を剥がすこと。ボールを持つところでは持ちたいし、僕らには個がある選手が多いのでそこを上手く活かしていきたい」と力を込めた。

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鳥栖は天皇杯3回戦でターンオーバーしながらも横浜FCに3-1で快勝。主力はフレッシュな状態で挑んでくるが、粘り強くボールを動かせば、自ずと好調の宇佐美やウェルトンらにチャンスが巡ってくるはずだ。
一方の鳥栖も侮れない個が揃っている。「最後は個だと思う。相手は横山選手やヒアン選手のような無理の効く選手が前にいる」と宇佐美も警戒感を示すが、10得点中のマルセロ ヒアンを筆頭に注意すべき選手が揃っている。また期限付き移籍で加入した清武やリトアニア国籍のMFヴィキンタス スリヴカも今節から起用が可能だ。ただ、ポイントになるのは2試合連続ゴール中で、今季5点を決めている横山を封じることである。鳥栖戦後にU-23日本代表に合流する半田も「鳥栖は今、調子がいい横山選手がいる。そこを止めたら鳥栖も嫌なはず。カウンターも彼が起点になることが多いので個人で止めたいと思う」と守備でもガンバの個の力を見せつけるつもりだ。
「鳥栖はホームでは圧倒的な強さを持っているし、戦いづらい相手」(宇佐美)であることは事実だが、だからこそ今季のガンバの強さで勝ち切って見せる。
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著者プロフィール

ガンバ大阪は、北摂・北河内地域をホームタウンとして活動しています。 「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にも通じています。 「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ち取るチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められています。

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