セレッソ大阪【J1リーグ第21節 C大阪vs.名古屋】攻守に躍動し、名古屋にリベンジを果たす快勝。リーグ後半戦を連勝でスタート
立ち上がりは名古屋の攻撃をしのぐ展開に。3分には決定機に近いシーンも作られたが、舩木翔がシュートコースを限定し、GKキム ジンヒョンがビッグセーブでゴールを守った。続く6分の相手のシュートも西尾隆矢が体を張ってブロック。この時間帯に失点しなかったことが、この試合の最初のポイントとなった。セレッソも7分、ルーカス フェルナンデスが高い位置でボールを奪ってチャンスを作り、最後は上門知樹がシュート。8分にも、カピシャーバの鋭いクロスにレオ セアラが飛び込む。ここからも一進一退の攻防が続く中、何度か永井謙佑にサイドを突破されかけたが最後は守ると、22分にビッグチャンス。奥田勇斗のクロスをファーサイドでカピシャーバが折り返し、レオ セアラがシュート。ここはクロスバーを越えたが、26分、セレッソが先制に成功する。相手が細かくつないで攻めてきたところを奥田がカットし、前方へパスを送ると、相手DFに競り勝ったレオ セアラがハーフェーライン付近からドリブルで持ち運び、左サイドから中へ進入。角度のないところから左足で決めて、先制点をもたらした。これで主導権を掴んだセレッソは、30分には上門がプレスバックで相手DFへのイエローカードを引き出すと、37分には相手のバックパスに詰めたレオ セアラが2点目を取りかけるなど、セレッソが攻勢のまま前半は終了した。
(文=小田尚史)
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ